##はじめに
僕のように他業種からプログラマに鞍替えする人になにかお伝えできたらと思って書きました。
##想定する層
- 籍を置いていた業界ではベテランと呼ばれる領域にいながらも、他のことがやってみたくなった
- プログラム自体は独学で書いているけど、自信がいまいちもてない
- 独学で勉強しようと技術書を買ったけど、挫折した人
##技術書の選び方
最初から「Objective-C入門」や「Swift入門」や「Java入門」というプログラム言語にフォーカスした入門書は買わないほうがいいと思います。
この手の本はプログラムの基礎がわかっていないと、序盤で力つきることが多いです、経験上。
じゃあ、どんな本がいいのか。
まずはチュートリアル形式になっていて、プログラムを書くことで実際にシミュレーターや実機で動かすことができる本がいいと思います。
動いているところを見ることができる、これ正義。
絶対に挫折しない iPhoneアプリ開発「超」入門【iOS6対応】
僕はこの本の書籍版を会社から貸してもらって勉強しました。
分厚かったので大変でしたが、1週間くらいで一通り読み終えてサンプルも書けました。
Swiftはこまめにバージョンアップがかかって、仕様が変わることがあるので、書籍のサンプルコードが動かない!なんてことが普通にあります。
購入したらなるべく早く消化しましょう。
すでに自分でプログラムを書いている人には一歩先に進むための本として、リーダブルコードがおすすめ。
僕は電子書籍がセールになっていた時に購入しました。
わかりやすくて、読んでて楽しいです。
##先駆者のコードを読み漁る
身近にスマホアプリのプログラマがいれば(先輩など)、その人の書いたコードをとにかく読みましょう。
ある程度読めるようになったらAFNetworking、Alamofireなど、有名どころのライブラリのコードを読んでみましょう。
コードリーディング、楽しいですよ。
##勉強会に参加する(&発表する)
いろいろな勉強会が開催されているので、興味のあるものはどんどん参加しましょう。
コミュニティができあがってしまっているような勉強会では、場違いかなーと思ってしまうこともあるかもしれませんが、その場で見聞きしたことは自分の糧になりますから、積極的に交流しましょう。
「たくさんの人がいると疲れてしまう」「作りたいものがあるけど、家ではだらけてしまう」、そんなあなたには、もくもく会がおすすめです。
もくもく会とは、簡単に言ってしまうと、「各自勝手に作りたいもの作ろう。悩んだら周囲の人に聞きましょう」といった趣旨の勉強会です。
もくもく会ベースで有志がLTする時間を設けているパターンもありますね。
僕は下記のもくもく会に参加したことがあります。
iOS馬場 #ios_baba
Swiftビギナーズ倶楽部
どちらももくもく会&LTがあるので、最新の技術を追いつつ、自分のやりたいことをやれるので、楽しかったです。
##前職の経験を活かす
これは前職の内容によるとは思うのですが、必ず活かせるものがあります。
僕は印刷系の仕事で進行管理をやっていたので、スケジュールの立て方、工数見積もり、顧客との打ち合わせなど、いろいろと活かせているところがあると思います。
自分のできることを物怖じせずアピールするところから始めてみると、とっかかりがつかめるかと思います。
##おわり
薄い内容ですが、参考になれば。
良きプログラマライフを!