PSoC4Mが来た
Cypess Shore に注文した CY8CKIT-043 PSOC4M-Serises KITが届きました。
このキットは CY8C4247AZI-M485 搭載の開発基板です。
開発するには
PSoC Creator が必要です。
私は、PSoC4用に作ったプロジェクトをPSoC4Mに移したのですが、PSoc Creatorから直接書き込めるようになり、操作性は向上しました。
いきなりエラー
そのまま4⇒4Mにマイグレーションしたはずなのにエラーが出ました。何でもクロックが高過ぎるとか。PSoC4は24MHzだったものが48MHzになったはずなのですが、ワーニングが出ました。ワーニングですので無視してもいいのですが、気持ちが悪いので"Clocks"で45MHzに落としたら収まりました。
UART はいずこ?
KipProgにつながる、UARTの説明がちょっと不親切です。UART Tx⇒P7[1]; Rx⇒P7[0]にすればよいのですが、設定中にエラーが出てビビったりします。有無を言わさず設定すればOKです。
KitProgあれこれ
Kitは本体とKitProgにカッターで切って分離することができます。このKitProg部分はPSoC Debbugerの MiniProg3 と同等の機能を持っていて、自作基板に乗せたPSoC4, PSoC4M, PSoC5をProgramできます。はい、MiniProg3はもはや不要です。
型番
PSoC4にCY8CKIT-049という商品があり廃止になりました。後継はCY8CKIT-043です。日本人感覚として信じがたいのですが、VerUPで型式Downです。さらに信じがたいのですが、PSoC5 KITのADCはPSoC4より低速です。
結論
- 相手が日本人じゃなければ日本の常識は通じない。
- スペックは憶測ではなくスペックシートを見よう
- 一個目のエラーで怖気づいてはならない。最後までやってからエラーを見よう。