#コメントアウト記述方法
JavaScriptのファイル内にメモを記述できる。
①1行のコメント
//コメント
②複数行のコメント
/*コメント*/
#文字列の出力方法
①ブラウザに表示する
document.write("出力したい文字列");
②コンソールに表示
console.log("出力したい文字列");
改行したい場合は、” ”の中に<br>を記述する。
他にもHTMLのタグを” ”の中に記述できる。
#アラートの表示
ブラウザのポップアップに表示させるメッセージ機能
alert("表示したいメッセージ");
#確認ダイアログの表示
アラートと似た機能で、アラートのメッセージに「OK」「キャンセル」を表示させる機能
confirm("表示したいメッセージ");
#データ型
①数値 (整数や小数などの数字)
②文字列(アルファベットや文字や数字の集まり)
③論理値(True、False)
#変数
あとで何かしらの値が入る領域のこと
●変数の前にはvarを記述する
●ABC abc Abc等、大文字と小文字は区別される
※変数名の先頭に数字は使えない
※「_(アンダーバー)」以外の記号は使えない
例)
var name = "名前";
document.write("name");
↓
実際のブラウザ上には「名前」が表示される。
#四則演算・剰余
◆四則演算
var a = 3+3;
document.write(a);
↓
6が表示される。
3-2なら1、3*3なら9、9/3なら3が表示される
var a = "3+3";
document.write(a);
↓
" "で囲むと、3+3がそのまま表示される
◆剰余
var a = 10%3;
document.write(a);
↓
10/3の余りである1が表示される。
#加算子と減算子;
####加算子(インクリメント)
◆前置加算子
変数の前に「++」と記述すると、変数の値に1を加えたものを表示
例)
var a = 10;
document.write(++a);
↓
11が表示される。
◆後置加算子
変数の後ろに「++」と記述すると、変数の元の値を表示。その後に元の値に1を加える。
例)
var a = 10;
document.write(a++);
document.write("<br>");
document.write(a++);
document.write("<br>");
document.write(a++);
↓
10
11
12が表示される。
####減算子(デクリメント)
◆前置減算子
変数の前に「--」と記述すると、変数の値に1を引いたものを表示
例)
var a = 10;
document.write(--a);
↓
9が表示される。
◆後置加減算子
変数の後ろに「--」と記述すると、変数の元の値を表示。その後に元の値から1を引く。
例)
var a = 10;
document.write(a--);
document.write("<br>");
document.write(a--);
document.write("<br>");
document.write(a--);
↓
10
9
8が表示される。
#if文
if(条件){処理内容;}
もし〇〇なら、✕✕と処理しなさいという命令をするプログラミング
例えば、新しくSNSのIDを登録する場合、
そのIDがすでに他者に使われているIDであれば、
「このIDはすでに使用されているので別のIDを登録してください」と表示される。
「もし〇〇なら」の条件にマッチした場合→TRUE**
「もし〇〇なら」の条件にマッチしなかった場合→FALSE**
例)もし、変数aの値が10より大きい場合は、Aと表示する
var a = 15;
if(a > 10) {
document.write("A");
}
↓
Aと表示される。
####比較演算子
比較演算 | 解説 |
---|---|
a > b | aは、bより大きい |
a < b | aは、bより小さい(未満) |
a >= b | aは、b以上 |
a <= b | aは、b以下 |
a == b | aとbは等しい(等価演算子) |
a != b | aとbは等しくない |
a <> b | aとbは等しくない |
例)もし、変数aの値が10と等しい場合は、Aと表示する
var a = 10;
if(a == 10) {
document.write("A");
}
↓
Aと表示される。
例)もし、変数aの値が10と等しい場合は、表示「違います!」とアラートを表示する
var a = 5;
if(a != 10) {
alert("違います");
}
↓
「違います!」というアラートが表示される。
####論理演算子
論理演算子 | 意味 | 解説 |
---|---|---|
a && b | and | aとbがともにTRUEのときに処理を実行する |
a || b | or | aかbの少なくとも1つがTRUEの場合に処理を実行する |
a ! b | Not | aがTRUEの場合処理は実行しない |
例)もし、変数aの値が10未満で、なおかつ3より大きい場合は、Aと表示する
var a = 5;
if(a < 10 && a > 3) {
document.write("A");
}
↓
Aと表示される。
例)もし、変数aの値が5以下の場合、もしくは10以上の場合は、Aと表示する
var a = 11;
if(a <= 5 || a >= 10) {
document.write("A");
}
↓
Aと表示される。
####else if文
if(条件1){処理内容;}
else if(条件2){処理内容;}
もし〇〇なら、✕✕と処理しなさい
この条件にマッチしない場合で、
もし△△なら、□□と処理しなさいという命令をするプログラミング
例)もし、変数aの値が10より大きい場合は、Aと表示する
そうでない場合で、変数aが10未満の場合は、Bと表示する
var a = 5;
if(a > 10) {
document.write("A");
} else if(a < 10) {
document.write("B");
}
↓
Bと表示される。
####else 文
if(条件1){処理内容;}
else {処理内容;}
もし〇〇なら、✕✕と処理しなさい
それ以外(=FALSE)の場合、□□と処理しなさいという命令をするプログラミング
例)もし、変数aの値が10より大きい場合は、Aと表示する
そうでない場合は、Bと表示する
var a = 5;
if(a > 10) {
document.write("A");
} else {
document.write("B");
}
↓
Bと表示される。
#swich文
var a = "A";
switch(a){
case "✕✕":
document.write("△△");
break;
case "◻◻":
document.write("●●");
break;
default:
document.write("■■");
}
もし、〇〇(上記ではaのこと)が✕✕の場合、△△と処理する
もしくは、〇〇が◻◻の場合、●●と処理する
それ以外の場合は、■■と処理する
というような命令をするプログラミング
#for文
for(初期値; 条件式; 増減式){
処理内容
}
繰り返し(ループ)処理をするプログラミング
例)
for(var i = 0; i < 10; i++){
document.write(i);
}
↓
0123456789と表示される。
例)1〜10までループを回し、iが偶数の場合のみ、iを出力
for(var i = 1; i <= 10; i++){
if(i % 2 == 0){
document.write(i + "
");
}
}
↓
2
4
6
8
10
#while文
初期値;
while(条件式){
処理内容; 増減式;
}
繰り返し(ループ)処理をするプログラミング
例)
var i = 0;
while(i < 3) {
document.write(i);
i++;
}
↓
012と表示される。
#配列
配列とは、複数の数字や文字列を1つに格納して管理するもの
var a1 = "A";
var a2 = "B";
var a3 = "C";
配列として一括で管理できる
var a = ["A","B","C"];
●格納された文字列や数値を**value(値)という。
●文字列や数値を格納している場所の数字をkey(添え字)という。
※番号は[0]から始まる
●格納している場所と、格納されている値をあわせてelement(要素)**という。
配列には以下の2通りの書き方がある。
①
var a = ["A","B","C"];
document.write(a);
②
var a = new Array("A","B","C");
document.write(a);
どちらも意味は同じ。
◆要素の削除(delete)
var a = ["A","B","C"];
delete a[0];
document.write(a[0]);
↓
undefindと表示される。
◆連想配列
添字に名前をつけることができる
var a = {"Aの箱":"A","Bの箱":"B","Cの箱":"C"};
document.write(a["Aの箱"]);
またはdocument.write(a.A);
####要素の追加・削除
◆先頭に要素を追加(unshift)
unshiftで、配列の先頭に、新しく要素を割り込ませる事ができる。
例)
var a = ["A","B","C"];
a.unshift["T"];
document.write(a);
↓
T,A,B,Cと表示される。
◆末尾に要素を追加(push)
unshiftで、配列の先頭に、新しく要素を割り込ませる事ができる。
例)
var a = ["A","B","C"];
a.push["Z"];
document.write(a);
↓
A,B,C,Zと表示される。
◆先頭の要素を削除(shift)
shiftで、配列の先頭の要素を削除する事ができる。
例)
var a = ["A","B","C"];
a.shift();
document.write(a);
↓
B,Cと表示される。
◆末尾の要素を削除(pop)
popで、配列の末尾の要素を削除する事ができる。
例)
var a = ["A","B","C"];
a.pop();
document.write(a);
↓
A,Bと表示される。
####切り出し(slice)
sliceを使って、配列の一部を切り取って表示する事ができる。
例)
var a = ["A","B","C"];
document.write(a.slice(1,2));
↓
Bと表示される。※[1],[2]の間の要素を切り取るため、[1]であるBが表示される
#関数の書き方
①function 関数名(引数1,引数2,引数3・・・){
処理1;
処理2;
return 戻り値
}
②var 関数名 = function(引数1,引数2,引数3・・・){
処理1;
処理2;
return 戻り値
}