非経験的分子軌道法(AM1,PM6, PM7など)で計算をしたくなりMOPACを使うことにしました。(いつからか無料になったみたいです)
インストールします。
conda install -c conda-forge mopac
1 MOPAC入力用の構造ファイル.mopファイルを用意します。avogadroのソフトを使えば「extensions」から「mopac」を選べば.mop形式のファイルを作成できます。.mopファイル作成の際に、AM1かPM6か選ぶ箇所があります(何も選択しないとデフォルトのPM7が選択されます)。また、構造最適か遷移状態の計算か選ぶこともできます。
2 計算します。MOPACはjupyterやターミナルで動かせます。
#jupyter notebookでは以下のコードで計算が実行されます。
#計算手法は.mopファイル作成の際に選んだ手法で実行されます。
#計算後は.outファイルが自動で保存されます。
!mopac "benzene.mop"
3.outファイルにhomo lumo のエネルギーの情報が記載されています。メモ等で開けます。
以上