ドメイン分析テスト
ドメイン分析とは同値分割や境界値分析とほぼ同じ概念です。ただし、関係性がある複数の変数を同時にテストするときに特にドメイン分析という言葉を使います。ドメイン分析はn湯力に着目する場合が多いものです。
ドメイン分析はどのようなときに使えるのか?
ドメイン分析の基本的なバグをどう見つけるか?という考え方は、境界値分析と同じです。変数に相関関係があるときには、ちゃんと分析しないとなにが境界なのかわからなくなります。そんなときんドメインをちゃんと理解してどこが強化だと判断すればいいのかを教えてくれるのがドメイン分析です。
境界値分析との違い
二つ以上の変数の相関関係の境界値を求めてテストケースにするときはドメイン分析を使う。
デシジョンテーブルとの違い
テストするパターンの値を特定する際に境界値をテストしたい場合、かつその境界を求めるには複数の変数の相関関係から境界値を求める場合はドメイン分析を使う。
ドメイン分析の例
荷物の宅配をする際の料金を例に考えてみます。
例
チルド宅配パックの大きさの最大限は、長さ100cm以下でかつ長さ・幅の合計が150cm以下です。
また大きさが長さ、幅が共に1cm以上の荷物が宅配の対象となります。
x<=36 | x<36 | |
---|---|---|
on | 36 | 36 |
off | 37 | 35 |
in | 25,30など | 25,30など |
out | 45,50など | 45,50など |
- 実際にテストケースを作成する際にはど名ンテストマトリックスという表を作成する。
まとめ
- 複数の変数に相互関係(影響し合う)があり、その強化値を検証するテスト。
- 本での紹介例では一定の範囲の値をとる二つの変数(x<=36,y<-4.0など)の相互関係のテストで示されていた。
- 上記のような連続的な値を取り、境界値が存在する変数においてはon(境界値)、off(境界値のすぐ上orすぐ下)、in(任意の有効値)、out(任意の無効値)という四つのポイントからテストケースを割り出す。
- offについてはonが有効値(<=,>=の場合)の場合は無効値、onが無効値(<,>の場合)の場合は、有効値として設定する。