条件分岐
条件分岐とは、条件に応じてプログラムの流れを切り替える仕組みのことです。
if文
if文は条件や値によって処理を分岐させ、一致する場合の処理と、一致しない場合の異なる処理を記述するための方法です。条件が一致する場合を「真(true)」、条件が一致しないことを「偽(false)」と言います。
const num = 70;
if (num > 80) {
console.log("numは80より大きいです。");
}else{
console.log("numは80以下です。");
}
//=> "numは80以下です。"
else if
記述した条件が満たされた時に実行されます。
const num = 70;
if (num > 80) {
console.log("numは80より大きいです。");
} else if (num >= 60) {
console.log("numは60~80の間です。");
} else {
console.log("numは60未満です。");
}
// => "numは60~80の間です。"
numの値が条件よりも満たしていなかったら。
const num = 30;
if (num > 80) {
console.log("numは80より大きいです。");
} else if (num >= 60) {
console.log("numは60~80の間です。");
} else {
console.log("numは60未満です。");
}
// => "numは60未満です。"
どちらも満たされない場合は以下が実行されます。
== と === の違いについて
const a = "1";
const b = 1;
console.log(a==b);
console.log(a===b);
// => true
// => false
等値演算子の評価結果は常に、比較が真かどうかに基づいて Boolean 型の値になります。
等値演算子は==
で表現されます。
文字列と数値の比較の場合、文字列を数値に変換してくれます。
厳密等価演算子===
で表現されます。
オペランド(数式を構成する要素のうち、演算の対象となる値や変数、定数などのこと)同士が、型を変換することなく、厳密に等しいならば真を返します。文字列は数値に変換されないためfalseになる。
複数の条件分岐も可能です。
演算子
-
大きい
-
= 以上
- < 小さい
- <= 以下
- == 等しい
- != 等しくない
## 比較演算子
比較演算子は2つの値が等しいか異なるかを評価し、true(真)もしくはfalse(偽)を返します。通常これらは論理式(論理結合子の適用対象となる記号列のこと)の中で使います。
## 真偽値
const number = 25;
console.log(number >= 1);//true
真偽値の条件式にはtrueかfalseしかありません。条件式が成立する場合はtrue、条件式が成立しない場合はfalseをコンソールは返します。
trueとみなされる値とfalseとみなされる値
###falseとみなされる値
- false
- 0
- On
- ""(空文字)
- null
- undefined
数値の0や文字列の空文字、nullやundefinedなどはfalseとみなされます。
if (0){
console.log('true');
}else{
console.log('false');
}
//=> false
trueとみなされる値
- true
- 10
- "mouth"
- [10, 20]
0以外の数値や空文字以外の文字列、他にオブジェクトは全てtrueとしてみなされます。
if ('Yes'){
console.log('true');
}else{
console.log('false');
}
if文の条件式にYesを記述しました。空文字以外の文字列はtrueとみなされます。
まとめ
第三者が見てもっとわかりやすいコードを心がけたいと思います。