2
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

【体験記】名古屋Web3ハッカソンに参加してみた

Last updated at Posted at 2023-08-22

はじめに

このハッカソンとの出会いは偶然で、名古屋周辺でハッカソン開催していないかなと探していた時に見つけました。
Web3については本当に何も知らない状態で、「仮想通貨が当てはまるのかな~」など考えている程度で参加したので、結局のところ個人的にはまだまだこれからという感じに終わりました。
それでも、DENSO様からDENSO賞を受け取ることができ、ハッカソン(2~3回目)だったのですが嬉しい気持ちもあります。
そんなにチームの話です。

Web3ハッカソンの概要

日程:8/13~8/19 (1週間)

ハッカソンテーマ: 「次世代のマスマーケット」
ブロックチェーン技術の普及率はまだ低く、暗号資産の保有率は約3%と言われています。この事実を考慮し、「どのようなサービスで多くの消費者にアプローチできるか?」という視点での提案を求めます。

審査項目
Technicality 問題の複雑さや解決アプローチ、そしてCrypto技術の取り込み度合いは?
Originality 新規性や創造的な解決策の提供は?
Practicality プロジェクトの完成度や実用性は?
Usability (UI/UX/DX) ユーザーフレンドリーさや使いやすさは?
WOW Factor 従来からの新しい視点やアイディアは?
Relevance テーマに沿っているか?

はじめに作ったものの紹介

TravelChain

主要な画面を紹介します。

Home画面

Home.PNG

RouteInfo画面

Info_1.PNG
Info_2.PNG

RouteForm画面

Form_1.PNG
Form_2.PNG

ハッカソン開始1日目

アイデア決め

今回は、マスマーケティングということなので、現在仮想通貨を利用していない人にどのようにアプローチをするかを考えていました。

以下はアイデア集↓↓↓

・Java歴3年などの不明確な技術スタックを保証する。
・転売防止
・物販販売の時間前の並びを防止する。
・環境活動やボランティアをした証明にする。
・国産などの商品の産地の保証
・オンライン学生証
・伝統工芸を分散管理、町内みんながアクセスできる
・忘れ物ハント 失くした物に報酬を設定して、物を返してくれた人に対して自動的に支払う。
・タイムカプセル
・賃貸契約をブロックチェーン上で作成

ここから、忘れ物のアイデアが面白そうということで、選びましたが深ぼっているうちに段々セキュリティ面やプライバシーの問題点が次々と浮き上がり、実装が難しいということで見送りました。

ハッカソン2日目

アイデア決め(続き)

1日目でアイデアが定まらなかったので、相方くんと話してる時に自身で作ったルート販売するというアプリを思いついたので、これを深ぼることにしました。

基本的なアプリの流れや機能(理想)

1.ルートの作成と共有
・ユーザーはアプリ内で旅行ルートを作成。
・ルートに関連する情報、写真、動画、体験などを追加し付加価値を提供。
・NFTとしてのルート登録

2.ユーザーは作成したルートをNFTとして登録。
・SolidityとWeb3.jsを使用して、ルートNFTをブロックチェーン上に発行。
・メタデータ(説明、画像、価格など)を保存。

3.NFTの販売と取得
・ユーザーはアプリ内でルートのNFTを販売。
・購入者はNFTを取得し、独自のルートと関連情報(訪れた場所など)を利用。

4.ルートの利用
・NFTを取得したユーザーは、アプリ内でルートと関連情報(訪れた場所など)を表示。

このようなイメージになりました。

しかしながら、ハッカソン事前勉強会に参加したもののただでさえフロントを作るのもせかせかやっているのに、web3の概念もよく分からない状態では作成できると考えていなかったので、今回はこのようにしました。

NFTなし!!!

「本末転倒やないかい!」と言いたいところですねw

せめて1日早くアイデアが決まっていたらと2人で最後まで嘆きながら開発が始まるのでした...

ハッカソン3日目~6日目

push履歴は、少しミスってたので見せれませんがファイル全体はこうなりました。

基本的には、小さいコンポーネントからページを作るという感じでした。

ハッカソン7日目

発表は技術的に詳しく知らない部分が多かったので、うまく話せなかったのですが、なるべくアイデアだけは伝えるようにしました。

結果的にDENSO様に賞を頂くことができて良かったです。

反省

現在の状態だと、ルートを購入したユーザーのメリットが少ないと感じました。(製作途中にも感じた)
なので、企業協力して該当の店舗を訪れたらQRコードなどを読み込むことで、通貨がもらえるという仕組みを考えてましたが、私的にはWeb3は個人と個人を結ぶというイメージだったので、それは選択しませんでした。

実際には、発表後の質問やゼミの先生にも終わってから相談してみた時にも同じように言われたので、ビジネス面を考えインセンティブを運営、ユーザー、参加してくれる企業でうまく回すにはこのような仕組みを取り入れた方がわかりました。

最初から最後までweb3という領域の知識や見識が足りなかったということを実感しました。

最後に

ハッカソンなどのアウトプットイベントを通じてweb3という領域の学習をしてみましたが、奥がとても深いという感想につきます。できることがとても多いですし、とても未来がありますが、既存領域のweb2との差別化というのが個人的には難しいとも思いました。

ハッカソンに参加することはとても楽しいですし、アイデアやデザインなどを吸収してまた成長できた気がします。

次回は、9/2~9/3のSPAJAM東京のハッカソンに参加する予定です。また会いましょう。

2
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?