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[個人開発]迷子ペットと飼い主の再会をサポートするサイトをリリースしました

Last updated at Posted at 2023-10-04

はじめに:cat:

日本国内にはペットを迷子にしてしまう飼い主が沢山いるようです。
1人の飼い主が複数回、複数匹迷子にすることもあるようです。
迷子になったペットはどうなるか?想像しただけで辛いですね。

リリースしたサイト:homes:

logo_type.png

url https://www.find-missing-pets.jp/
title Find MissingPets.jp
description AIとICTを駆使して日本国内の迷子のペットとの再会をサポートするサイト
hosting Vercel
SEO Google Analytics 4
advertisement Google AdSense

コンテンツについては、ペットを迷子にしてしまった後の 対処 をベースに作成しています。
2024/01/15時点のGoogle検索で Find Missing で最上位にHitします。

宣伝:tickets:

ペットが迷子でない方も、 予習  という名目で使える機能があったりします。
迷子にしてしまって後悔するよりも前にサクっと利用してもらえると嬉しいです。
また、知り合いに共有も大歓迎です。

OGPによる描画↓

サイト作成の経緯

迷子ペット掲示板 といわれるジャンルのサイトは日本国内だけで20サイトほどあったりします。
※ 保守停止になっていたりで、現在は大手が10サイト程
また、上記とは別に行政機関も迷子サイトを提供しています。

このような レッドオーシャン でなぜ今更作ったかと言うと、明確な理由があります。

  • ペットを迷子にしてしまうのは住んでいる地域周辺とは限らない
    • 旅行先で迷子にしてしまう方が一定数いらっしゃいます
  • 行政機関のHPはわかりにくい、SNSとの親和性が低い
    • 警察にいたっては動物専用ではない、あくまで モノ 扱い

自分のペットを迷子にしてしまう際、どういった初動をとれば良いか?をデザインして作成しました。
初動をイメージできるサイトは競合にはない印象で、作成してリリースしてから月日が経ちましたが、その印象は覆っていません。

どんな課題を解決していくのか?

まずペットを迷子にしてしまうとざっくりと下記のようなことを行わなければなりません。
学校では教えてくれません。

動物愛護 (4).png

弊サイトを利用すると、迷子情報の登録を起点に様々なアクションを起こします。
※ 赤字箇所についてはリリース待ち機能

動物愛護.png

弊サイトは、「様々な手続きを短縮し、ペットと再会できる可能性をあげる」を掲げ、
迷子の解決のための手段を複数提案し、飼い主の捜索のためのリソースを空けることに寄与します。

サイトイメージのざっくり説明

青色をベースに、デジタル庁のデザインシステムを見た目上、真似ています。
折りたたみを開閉すると、イメージと軽い説明を記載しています。

サイトトップ
サイトトップ
  • サイトロゴ
  • 捜索情報の登録
  • 保護情報の登録
  • 利用者毎のページ
    利用者に機能を集約したページを案内するようにしています。
飼い主向け
飼い主向け
  • 捜索情報登録
  • ポスター作成
    迷子ペットのポスター作成機能です。
  • 代行作業依頼
    弊サイトの機能の一部を有料で代行作業します。
  • 迷子の届出先検索
    日本国内での届出を出す必要がある関係機関を1分で検索できます。
  • 保護情報の一覧
  • 提供情報の一覧
  • 収容・保護・拾得届の一覧
保護主向け
保護主向け
  • 保護情報登録
  • 捜索情報の一覧
  • 迷子届の一覧

認知の拡大の取り組み

ポスターの掲示

知り合いのお店、動物病院などに掲示をお願いしています。

site_flyer01.png

ペットが迷子になった際は役にたつので、掲示したい企業・個人の方はご連絡ください。

各種SNSでの活動

  • X
    「迷子ペット」などのタグを検索し、実際に迷子になって困っているかたへ直接声をかけています
  • note
    迷子情報などを定期的にまとめたり、知り得たナレッジをまとめています
  • Instagram
    ポスター画像をPDFからPNGに変換し、Instagramに掲載して拡散しています
  • Youtube
    迷子情報を音声と映像で定期的に公開しています

Unique Selling Proposition 的な

迷子になった場所、迷子になったペットの種類によって、行政機関等への連絡先が異なります。
その連絡先のうち下記をカバーしています。
※ 一部については、弊サイトへの登録と同時にシステム連携により通知

  • 1000弱の役所・役場
    • 組織体系は自治体毎に異なるため、担当課の名称は一致しないし法則性もない
  • 500弱の保健所・動物愛護センター
    • 動物愛護センター・動物保護指導センターによっては、収容は行っておらず譲渡のみなど、なかなか複雑
  • 1150弱の警察署会計課

また、迷子が解決した際に「再発防止」を提案するなど、行政が踏み込めない領域を担当。
弊サイトを複数回利用する(≒複数回迷子にする。。。?)は想定していない。

使用した技術:computer:

全般

名称 用途
Github コード管理はGithubを利用している
micro CMS
Vercel ホスティングに利用
ムームードメイン ドメインで利用
Docker ローカル環境についてはDockerを利用している
VisualStudioCode
Cursor IDEはCursorを利用している
Google Tag Maneger タグ管理にて利用
Google Analytics 4と連携している
Google Forms お問い合わせ機能で利用している
Stripe 決済はStripe Linksを利用している
Discord 通知はDiscordを利用している

アプリケーション

名称 version
Next 14.1
Material UI 5.15
prisma 5.x
Typescript 5.5
OpenAPI Generator 7.5
bun 1.x

おわりに

今回は迷子にしてしまった飼い主とそのペットにフォーカスを当てた記事を執筆しました。
迷子で彷徨っていて保護し、飼い主に再会させるなどのフローも存在し、既に実装して運用しています。
迷子にまつわる解決方法も増やしたいですし、他にもクリティカルな課題があったりするので調査中です。
エンハンスの余地がまだまだあるので、頑張っていきます、よければいいね:thumbsup:やフォローをお願いいたします!

資料

登壇資料

勉強会で登壇しました。
勉強会で場を温めて欲しい!などありましたらお声がけください。

兄弟サイトについて

猫への助成金を調べるにあたって、自治体の情報を事前に収集していました。
このサイトがなければ迷子サイトについては着手していなかったでしょう。

ビジコンで受賞しました

ビジネスプランコンテストに応募し、受賞しました。
事業内容についてもインタビュー形式で公開していただいています。

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