はじめに
業務でTERASOLUNAを使用することになったので軽くまとめていきます。
TERASOLUNAとは
今回対象とするのは、
「TERASOLUNA Server Framework for Java (5.x) 」
「TERASOLUNA Batch Framework for Java (5.x)」
の2種類で、NTTデータが提供しているオープンソース群です。
NTTデータがドキュメントをきっちり作っていて、ネットに公開されています。
言語はjavaで、ビルドにはmavenを使用するとよいそうです。
TERASOLUNA Server Framework for Java (5.x)
Springの4系をwrapしているみたいです。
RDBアクセスのO/RMは、「MyBatis」か「JPA」の選択式みたいです。
また、"dependencyManagement"を活用することにより、各種ライブラリのバージョンをある程度制御できるそうです。
Viewはjsp一択となります。
導入について
mavenとCLIにてブランクプロジェクトを生成し、
生成したpom.xmlに色々設定を書き足す順番となります。
csvの返却
Controllerクラスには、@Controller
該当メソッドには、@ResponseBody
戻りの型をString
にて返却するようにすれば実装できるみたいです。
svgの返却
こちらもcsvの返却同様の実装方法にて、文字列を返却すればOKです。
参考:Spring MVC で CSV をダウンロードさせる
TERASOLUNA Batch Framework for Java (5.x)
Server Framework同様の構成となっています。
バッチの起動方法は同期実行と非同期実行に分かれており、非同期実行についても2種類あります。
DBポーリングによる周期起動
Springが提供する仕組みとは別に、TERASOLUNAが提供する仕組みのようです。
バッチ実行監視用のテーブルを作成し、一定周期で監視させジョブを実行させる。
注意点として、追加するテーブルが既存で動いているテーブルと命名規則等が衝突するかもれない。
関連リンク
[TERASOLUNA Server Framework for Java (5.x)]http://terasolunaorg.github.io
[TERASOLUNA Batch Framework for Java (5.x)]https://terasoluna-batch.github.io