はじめに
この度、CloudPracticioner無事合格したので、行った勉強法や使った物についてまとめていきます。
同じく腰が重い方の助けになる事を祈っています。
経歴と背景
前職でバックエンド職としてEC2やS3を触っていた期間が2年弱
現職でクラウドインフラ職としてECS、CF、RDS、WAF、VPC、VPN、cfn....諸々を触った期間が10ヶ月程
取り組み方
僕の場合、以下の段取りで進めました。
①しっかりめのテキスト1冊 + やわらかめのテキスト1冊を購入
②しっかりめのテキストを読む
③わからない箇所をやわらかめのテキストで知識を補足
④スキルビルダーの講座を試聴
⑤過去問を解く
⑥間違えた箇所を調べる
②に適度に時間をかけない事が大事かと思います。
早く雑に読むという事ではなく、短期集中で行うという事です。
僕は1日の量を決めた結果、既知の知識が多い章でモチベ面がブレました。
それぞれの教材については後述しますが、どれだけテキストを読んでも、「見た事がない..!」と思う問題は出てくるので、そういった問題を炙り出すためにも、早めに⑤に取り掛かる事がおすすめです。
使った教材
■無料
-AWS CloudPractitioner Essentials(Japanese)
-AWS認定 クラウドプラクティショナー 模擬問題集 Kindle版
■有料
-AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー
追記:改訂版がでたみたいです。
-図解即戦力 Amazon Web Servicesのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書
-1週間で攻略! AWS認定クラウドプラクティショナー 325問(65問 × 5セット) 本番用問題集(詳解付き) AWS認定本番用問題集シリーズ
AWS CloudPractitioner Essentials(Japanese)
これが一番役に立ちました。
aws skillbuilderで提供されている、CloudPractitioner取得にフォーカスした教材です。
一本5~15分の説明動画、図、解説が各分野毎に用意されています。
何より、amazonが提供しているものなので、情報の鮮度や質の心配がないところが良いと思います。
とても良質な教材なので、ぜひ触ってみることをオススメします。
AWS認定 クラウドプラクティショナー 模擬問題集 Kindle版
amazonでkindle版が0円の模擬問題集です。
実践と同じ形式の65問セットが2セット収録されています。
一文一答の解説もついているので、間違えた問題の振り返りもしやすいと思います。
kindleが使える方は無料なので、オススメします。
AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー
僕がしっかりめのテキストとして選んだ参考書です。
全10章で資格取得のための基礎解説があり、章末に練習問題がついています。
この本だけでもほぼ十分な知識が手に入ると思います。
コラムにちらほらと重要な知識が書いてあるので、試験に不要なものかどうかの判別が難しいと感じました。
図解即戦力 Amazon Web Servicesのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書
僕がやわらかめのテキストとして選んだ参考書です。
CloudPracticioner用の教材ではないので、注意が必要です。
AWSについて図解を交えて簡単な言葉で解説してあります。
料金面やコンプラ面についての解説がもう一つのテキストより詳しく記載されていました。
1週間で攻略! AWS認定クラウドプラクティショナー 325問(65問 × 5セット) 本番用問題集(詳解付き) AWS認定本番用問題集シリーズ
amazonでkindle unlimitedに加入していれば0円の模擬問題集です。
実践と同じ形式の65問セットが5セット収録されています。
しかし、本の構成の悪さや、翻訳の誤りの多さ、問題自体の古さやそもそも間違いが多く、満足度は高くありませんでした。
どうしても数をこなしたい場合は手に取ってみてもよいかもしれませんが、Udemyでも模擬問題集があるみたいなので、そっちの方がいいと思います。
試験の感想
本試験は思ったより難しいと感じました。
結果的には、7割が合格ラインのところ、8割で合格する事ができました。
模擬問題集で練習していた時と違い、本試験では「適切でないものはどれか。」「X個選べ。」などのひっかけ(?)がない事が印象的でした。本当にこれが無くて助かった
試験の問題の手応えとしては、
4割 自信ある
5割 多分自信ある
1割 わからない
このような比率でした。ある程度の準備はしたつもりでしたが、それでも苦戦する問題はありました。
以下、箇条書きにて、書きどころを失った事を記載します。
・問題を「自信あり/だいたい自信あり/わからない」でメモしておくと、見直しや全体の振り返りに役に立つ
・教材に名前だけ出てくるサービスを調べておくと、選択肢を消去法で絞れる。
・問題文の中のキーワードになる部分を探すと、問題をシンプルにできる
・試験時間は余るので、何度も見直す
最後に
以上になります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
振り返ると、CloudPractitioner Essentialsと過去問だけで十分合格できると思います。
CloudPractitioner Essentials、オススメです。
次はGCPのassosiateか、solution architectか・・・。
どちらにせよ、学びを絶やさず精進して行こうと思います。