4
5

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

Python 環境構築 for Windows (Anaconda + VScode)

Last updated at Posted at 2023-12-10

Anaconda install

リンク先にアクセスします。

画面を下へスクロールし、Windows 64-bit用をクリックし、インストール用のexeファイルをダウンロードします。

image.png

ダウンロードしたexeファイルをダブルクリック等で実行します。

image.png

Setupの画面が表示されるので、Nextをクリックします。

image.png

内容を確認し、I Agreeをクリックします。

image.png

自分のアカウント用にインストールするか、PCの全ユーザー用でインストールするかを選択します。基本的には推奨されているJust Meを選択し、Nextをクリックします。

image.png

インストール先を選択する画面になります。基本的にそのままで問題ありません。何か都合があって変更する場合はここで書き換えます。そのままNextをクリックします。

image.png

オプションの設定をします。デフォルトで選択される、

  • Create start menu shortcuts
  • Register Anaconda3 as my default Python 3.xx

にチェックを入れておきます。また、

  • Add Anaconda3 to my PATH environment variable

はwindowsの環境変数PATHにAnaconda3フォルダを追加するかどうかのオプションです。非推奨ですが、VScodeでanacondaを操作する際に必要になるのでチェックを入れます。
Installをクリックします。

スクリーンショット (1307).png

しばらく待つと、インストールが完了します。Nextをクリックします。

スクリーンショット (1309).png

インストール完了後のこのページは必要ないためNextをクリックします。

スクリーンショット (1310).png

ここにチェックを入れるとチュートリアルなどのページを開きますが不要なのでチェックを外し、Finishで終了します。

anacondaを起動する

windowsキー → anaconda prompt → Enter などでアナコンダプロンプトを起動します。
以下のような表示になっているはずです。

(base) C:\Users\

左端に(base)が表示されていたらAnacondaが有効化されています。

python -VでPythonのバージョンを確認します。

C:\Users\username>python -V
Python 3.x.x

新しい仮想環境の作成

仮想環境とは

anacondaの機能を使用して、新しい仮想環境を作成します。Pythonには多数のライブラリがあり、それぞれ動作するバージョンが異なったり、ライブラリ同士が依存関係にあったり、競合して正しく動作しなくなったりと、管理が大変になることがあります。仮想環境を作成することで、1つのPCの中にバーチャルな複数の環境を用意し、その一つを指定して動作させることができるようになります。各環境ごとにライブラリのインストールが可能なので、簡単に管理することができます。

仮想環境.png

仮想環境を作成する

conda info -e で存在する仮想環境を確認できます。まだ新しく作成していないので、もとの環境だけが表示されます。

C:\Users\username>conda info -e
# conda environments:
#
base                  *  C:\Users\username\Anaconda3

* がついているのが、現在有効になっている環境です。

conda create -n <仮想環境の名前>で、Pythonのバージョンを指定して仮想環境を作成します。

例えば、「myenv」という仮想環境を作成する場合は以下のように記述します。

C:\Users\username>conda create -n myenv

また、conda create -n <仮想環境の名前> python=<バージョン>で、Pythonのバージョンを指定して仮想環境を作成することが可能です。

C:\Users\username>conda create -n myenv37 python=3.7

その後、インストールするパッケージの一覧が表示されるので、yを入力して実行します。

C:\Users\username>conda create -n myenv37 python=3.7
Collecting package metadata (current_repodata.json): done
Solving environment: done

## Package Plan ##

  environment location: C:\Users\username\Anaconda3\envs\py37

  added / updated specs:
    - python=3.7


The following packages will be downloaded:

    package                    |            build
    ---------------------------|-----------------
    sqlite-3.35.2              |       h2bbff1b_0         762 KB
    ------------------------------------------------------------
                                           Total:         762 KB

The following NEW packages will be INSTALLED:

  ca-certificates    pkgs/main/win-64::ca-certificates-2021.1.19-haa95532_1
  certifi            pkgs/main/win-64::certifi-2020.12.5-py37haa95532_0
  openssl            pkgs/main/win-64::openssl-1.1.1j-h2bbff1b_0
  pip                pkgs/main/win-64::pip-21.0.1-py37haa95532_0
  python             pkgs/main/win-64::python-3.7.10-h6244533_0
  setuptools         pkgs/main/win-64::setuptools-52.0.0-py37haa95532_0
  sqlite             pkgs/main/win-64::sqlite-3.35.2-h2bbff1b_0
  vc                 pkgs/main/win-64::vc-14.2-h21ff451_1
  vs2015_runtime     pkgs/main/win-64::vs2015_runtime-14.27.29016-h5e58377_2
  wheel              pkgs/main/noarch::wheel-0.36.2-pyhd3eb1b0_0
  wincertstore       pkgs/main/win-64::wincertstore-0.2-py37_0


Proceed ([y]/n)?

以下のログが出てきたら仮想環境の作成は完了です。

done
#
# To activate this environment, use
#
#     $ conda activate py37
#
# To deactivate an active environment, use
#
#     $ conda deactivate


C:\Users\username>

仮想環境を有効化する

conda activate <仮想環境名>
で有効化します。

C:\Users\username>conda activate myenv37

(myenv37) C:\Users\username>

左端に(仮想環境名)が表示されていれば、有効化は完了です。
Pythonのバージョンを確認すると、先ほど作成時に指定した3.7であることが確認できます。

(myenv37) C:\Users\username>python -V
Python 3.7.10

環境の一覧を見ると、環境が追加され、py37が有効になっていることも確認できます。

(myenv37) C:\Users\username>conda info -e
# conda environments:
#
base                     C:\Users\username\Anaconda3
py37                  *  C:\Users\username\Anaconda3\envs\py37

VS Code install

リンク先にアクセスします。

Download for Windows Stable Buildをクリックします。
exeファイルのダウンロードが開始されます。

image.png

exeファイルをダブルクリック等で実行すると次の画面になります。

スクリーンショット (1313).png

同意するを選択し、次へをクリックします。

スクリーンショット (1314).png

インストール先を指定します。変更が不要であれば次へをクリックします。

スクリーンショット (1315).png

ショートカットの名前を指定します。そのままで良いので次へをクリックします。

スクリーンショット (1316).png

追加のオプションを設定します。すべてチェックして問題ありません。そのまま次へをクリックします。

スクリーンショット (1317).png

内容を確認して、インストールをクリックします。

スクリーンショット (1318).png

完了をクリックしてセットアップを終了します。実行するチェックを付けているとそのまま起動します。

スクリーンショット (1319).png

日本語化

ウィンドウ左端に上から5個目、4つの四角形があるアイコンをクリックし、japaneseと入力してEnterを押し、出てくるJapanese Language Pack for Visual Studio Codeをインストールします。

スクリーンショット (1320).png

インストールが完了すると右下にボタンが出てくるのでクリックするとアプリが再起動し、日本語表示に変わります。

スクリーンショット (1321).png

Anacondaのpython.exeのPathを設定

VS code上でanacondaを動かせるようにします。
まず、Anaconda Promptでwhere pythonと入力し、python.exeの場所(パス)を確認しておきます。

(myenv37) C:\Users\username>where python
C:\Users\username\anaconda3\python.exe

次に、VS codeを起動しPythonの拡張機能をインストールします。

スクリーンショット (1323).png

左下の歯車マークから設定をクリックします。
上部の検索バーにPython: Default Interpreter Pathと入力し、先ほど調べたパスを設定します。

image.png

新規ファイルを作成

新しいファイルを作成してみます。左上の「ファイル」から「新規ファイル」をクリックするか、Ctrl + N を同時押しして新しいファイルを作成します。Untitled-1という名前で出てくるので、Ctrl + S で保存します。ファイル名をhello.pyとして、デスクトップなどに保存してみます。
下のように、desktop上にhello.pyが作成されていることがわかります。

Inkedスクリーンショット (1322)_LI.jpg

hello.pyに以下のコードを入力します。

hello.py
print("Hello world!")

デフォルトのシェルをコマンドプロンプトに変更する

左上部のタブの表示からコマンドパレットを選択します。

image.png

上部の検索バーにTerminal: Select Default Profileと入力し、出てきたターミナル: 既定のプロファイルの選択をクリックします。

image.png

Command Promptを選択します。

image.png

ファイルの実行

hello.pyに戻ります。
次に右上にある三角マークの実行ボタンをクリックします。
ターミナル上にHello world!を表示されれば成功です。

4
5
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
5

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?