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超絶初心者。ブロックチェーンとはなんぞや?ってセミナーに行ってみた感想

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FLOCというブロックチェーンの学校を運営している会社で
無料セミナーが開催されていたので興味本位に行ってきたので簡単にまとめて見る。

ブロックチェーンとは?

ブロックチェーンとは変更、削除、改ざんが限りなく不可能でシステムダウンが起きないネットワーク共有型のデータベースのこと

将来的にデータベースというのは中央集中化型から分散管理型に移行すると言われている。
これは各々のデータを共有している状態であるから、そこで管理することによって管理者=使用者という形になるのではないかと予想されている。

企業の導入事例として

  • BMW
    これはBMWの車で走行距離やカーナビ情報、などをデータベース化して管理している。
    これをブロックチェーンで活用することは「正規品である証明となる」部分が大きい。
    ブロックチェーンの技術を使っているから、正規品でない情報については収集されない。かつ中古市場の価値を一定価値に保てる。

  • Enection2.0
    個人間での電気の販売を可能にするような取り組み。個人間での電気というインフラを売買するにあたり、証明書を発行して、正規の電気です。改ざん問いはしていませんという証明することが可能となる。

ちなみに

イーサリアムもブロックチェーンの技術

そもそもブロックチェーンって仕組みって?

ビックデータとAI、ブロックチェーンと別々で考える人もいるが、本来の違う。
考え方として下記の通り。

ビックデータAI を支えている
ブロックチェーン

EX)ビットコイン=OS、ブロックチェーン=アプリケーション
このように相関関係として成り立っている。

簡単なブロックチェーンの仕組み

まずブロックとは大理石のような物であると。
容量は1MB。
およそ10分で新しいブロックが生成される。
このブロックに対して、取引データ(トランザクション)を書き込んでいく。
この書き込んでいく作業のことをマイニングという。
マイニングすることの利点として、報酬を得ることが可能。金額は12.5BTC。

マイニングする人はノードと呼ばれる、ブロックに書き込む候補の人がいる。
ノードの中からマイニング人を選出するわけだが、これがおよそ10分に1回選出される。

つまり、10分間作業することでかなりの大金が得られるチャンスがある。

このチャンスを得たい人はいるが、このマイニングするためにはかなりのスキルが必要とされる。
その前にそもそも、取引データを書き込みをするとはどのようなことなのか?

仮想通貨を取引した場合、その取引データが取引所に送信される。
この時のいくら?誰が?何を?購入or売却したのか個人のパーソナルな情報が開示されている。

セキュリティの問題は?と疑問にもつ。

ここでブロックチェーンを支える重要な技術。
1. 公開鍵と秘密鍵

公開鍵と秘密鍵が同一で扱われることがなく、セキュリティを担保することが可能。
送信者と受信者で考えると、送信者から受信者へ送るのは公開鍵。受信者から送信者にデータを返す時は公開鍵。
しかし、そのデータを復号するのは秘密鍵と公開鍵によって複合される仕組みとなっている。
簡単にいうと、セットになっていないとデータとして扱えないよということ。

  1. ハッシュ化

ハッシュとは256形式に置換すること。
任意のハッシュ形式にデータを置換することで簡単に外部からデータを改ざんしたり、盗んだりすることが不可能となる。

この2つの技術があることでセキュリティの担保ができ、みんなが安心して取引ができるようになる。

複合型テクノロジーで変わる未来

  1. マイクロペイメント

1円以下の単位での取引をすることが可能になる。電子通貨として扱うため、通貨として世の中に存在しない額でも取引をすることが可能となる。
EX)
・新聞とマイクロペイメント
→新聞というパッケージ化された商品をマイクロレベルで分別することが可能となり、ユーザーが欲しい情報のみ取得することが可能となる。

・電化製品とマイクロペイメント
→冷蔵庫を無料提供して、使用回数に応じて支払うことで利用代金を取る方法。これによって高額の金額を今の段階持っていなくても商品を使うことができる。これによってビジネスモデルが変わることが予想される。

  1. スマートコントラクト

自動的な契約や効率的に契約ごとを進めることが可能になる技術。
EX)
・自販機
→お金を入れる→商品を選ぶ→商品が出てくるという簡単な契約をしていると。これを様々な分野でも応用できるようになる。
お金ではなく、商品を選ぶ契約を交わす、これをスマトーコントラクトの技術を使って簡単に行うことが可能になる。

・メルペイ
→メルカリ内で使用される通貨を独自のポイントから算出して使えるようにする仕組み。信用をためて、その中で取引できるようにする仕組み。

最後はFLOCのカリキュラムとかの紹介があった

エンジニアコースだと50万くらいで講座とweb講座が受けられる。
ブロックチェーンについて単純に学ぶコースだと2o万くらいだった。

エンジニアコースにも2コースあり
1.webアプリケーションを制作する
2.ブロックチェーンをDBとしてアプリケーションの開発

簡単にまとめるとこんな感じのコースだった気がする。
詳細は企業のHPに記載されている。

総括

ブロックチェーンの本当の触りの部分に触れることができた。
この技術を転用することで、様々なビジネスモデルが変わってくると思う。
データを一つの場所で保管する必要はなくなり、全員で共有することで安全性と自動バックアップが取られている状態になるのではないかと思う。

そう考えたら、Githubの考え方もある種似ているのかなと感じた。
集約されているからブロックチェーンとは違うが
公開されている情報に関しては誰でも見ることが可能という点は。

このデータベースが個人にあれば、ブロックチェーンの技術が必要になってくると。
そうなった時にブロックチェーンエンジニアの市場価値はかなり高まることになると。

これを機にブロックチェーンがどのように成り立ち、触れてみようと思ったが
自分の場合はまずプログラミング言語を使って開発することが大切かなと思ったので
優先順位が1位ではなかった。

けど、国単位で動いているプロジェクトもあるし
ブロックチェーンエンジニアの求人倍率は516%くらい上昇しているらしい。(正しいか不明)

年俸もエンジニアと比較して、1.5倍〜2倍と言っていたが
どこまで本当かは不明。

極めたら希少価値の高いエンジニアになれる見込みは十分にあるなと感じた。
以上

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