LoginSignup
5
5

More than 5 years have passed since last update.

【AWS】ElastiCache Redisのパラメータグループの変更で再起動が掛かるのか不安だったので、検証してみた。

Posted at

Redis
ElastiCache Redisを使用していて、AOFを後から追加したい!ってなった場合、パラメータグループを操作する必要があります。
この時に、Redisに再起動が掛かるのか不安になりましたので、検証しました。

もし仮に再起動が掛かると、AOFファイルからデータ復旧しようとするので、いま格納されているデータが消えてしまいます。
なので、検証方法を以下の手順で試してみます。

  1. AOF無しのElasitCacheRedisを作成
  2. 幾つかデータを格納する
  3. AOF有りのパラメータグループを作成
  4. AOF有りのパラメータグループを設定
  5. データが入っているか確認

結論

先に結論から行くと再起動しません。よかったね。
バックアップウィンドを追加しても再起動しませんでした。
EC2上にRedisを構築したときは、AOFを途中から有りにする場合は、手順を間違うとAOFからデータ吸いだしてしまい、
データが消えてしまいます。
この辺りはAWSが良しなにしてくれているみたいです。

AOF無しのElasitCacheRedisを作成

m1.smallでRedis 2.8で構築。
パラメータグループはdefault.redis2.8を設定。

幾つかデータを格納する

まずEC2にRedisをインストールする。
こちらの記事を参考にしてサクっと入れました。あざす!
AWS EC2にredisをインストールする

データを格納

$ redis-cli -h ********.apne1.cache.amazonaws.com
*
****.apne1.cache.amazonaws.com:6379> set mykey myvalue
OK
*
****.apne1.cache.amazonaws.com:6379> get mykey
"myvalue"
*
****.apne1.cache.amazonaws.com:6379> set myhoge myhoge
OK
*
*******.apne1.cache.amazonaws.com:6379> get myhoge
"myhoge"

※当たり前ですがこの状態でリブートかけると、↑で入れたデータはきれいさっぱり消えました。

AOF有りのパラメータグループを作成

Create Cache Parameter Groupから新しいグループを作成。
appendonlyの項目をyesに変更。これでおkです。

AOF有りのパラメータグループを設定

さきほど作成したパラメータグループをmodifyして、設定。
この時にstatusがmodifyになり、チェックボックスがグルグルになります。

データが入っているか確認


$ redis-cli -h ********.apne1.cache.amazonaws.com
*
****.apne1.cache.amazonaws.com:6379> get mykey
"myvalue"
*
*******.apne1.cache.amazonaws.com:6379> get myhoge
"myhoge"

おk!ちゃんとデータが入ってますね。
この状態で再起動しても、ちゃんとデータは残っていますので、安心。
ちなみにCache EventにはUpdated to use a CacheParameterGroup 【パラメータグループ名】となっていました。

こう思った

途中でパラメータグループを変更することが無かったので、気になって検証しました。
これで再起動して、AOFから復旧されたらたまったもんじゃないので^^;
最近では、Multi-AZ対応も入ったようなので、ますます便利になってきました。以前はスレーブも無かったので、EC2にRedisを入れて、それをスレーブとしてました。ちょっと懐かしいです。

5
5
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
5
5