はじめに、良質なコンテンツの3つの条件とは?
- その人が求めているどんぴしゃりの情報を届け、
- その人の潜在的な悩みや願望を完璧に解決させ、
- さらに120%満足してもらえるページ
SEOキーワードでユーザーニーズを正確に理解するとは?
- 検索エンジンからの将来的なアクセス数
- その情報がどれぐらい求められているか
サイトのSEOの成否を大きく左右する最も大きな要素である「良質なコンテンツ」を作るために欠かすことはできない。
三種類のSEOキーワードを理解するとは?
- 「したい」キーワード…行動を“おこなう”ことを目的として検索されるキーワード
- 「知りたい」キーワード…何らかの情報を“調べる”ことを目的として検索されるキーワード
- 「行きたい」キーワード…特定のサイトに“行く”ことを目的として検索されるキーワード
###「したい」とは【特定の行動を行うこと】
コンバージョンにつながりやすいキーワードのためランディングページに適している。最初から上位表示を狙うのではなく、最終的にそのキーワードで検索上位に表示される価値のあるサイトを作ることで上位表示を狙う。
###「知りたい」とは【知りたい情報を得ること】
ユーザーが知りたいことが明確で、ノウハウ系コンテンツを作りやすい。そのためソーシャルメディアでシェアされるコンテンツを作りやすく集客用のブログコンテンツに最適。まずは、このキーワードを使って、記事を充実させていくことが、〜したいキーワードで上位表示されることに繋がる。
###「行きたい」とは【目的のサイトにいくこと】
YouTube や Facebook, Dropbox など特定のサイトに行くことが目的。サービスやウェブメディアの知名度が高くなるにつれて増えてくる。全てのサイトが最終的に目指すべきところだ。
#サイトを始める前に必ず行いたいコンテンツプランニングの3ステップ
##STEP1:メディアミッションを考える
「集客のため」だけにコンテンツを作ってしまうと、その姿勢は必ずユーザーに伝わる。集客だけを目的にすると、ユーザーニーズの追求、コンテンツの内容の調査ともに雑になってしまい、至るところで不親切な内容となってしまう。
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【あなたのビジネスに関連する方たちはどのような悩みを持っている人たちですか?】…「ユーザーの視点」で価値を提供するために考えておく。
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【そのような方たちに、現状の世の中で不足している情報はなんですか?】…「競合の視点」現状の検索結果を見て、どのような情報が不足しているかを考えておく。
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【そのような状況の中、御社ではどのような価値を届けられますか?】…「自社の視点」わたし達が持っている情報、人的リソースの状況を加味しておく。
##STEP2:キーワードリサーチを行う
- 関連するキーワードをすべて抽出する
- サジェストツールを使って複合キーワードをすべて抽出する
- すべてのキーワードの検索ボリュームを抽出する
##STEP3:コンテンツ構造を決定する
###キーワードを分類
- いますぐキーワード…いますぐあなたの商品やサービスを求めている人が検索するキーワード
- おなやみキーワード…商品やサービスの必要性は確実に持っているけれど、どの商品が良いか決めかねている人が検索するキーワード
- そのうちキーワード…あなたの商品を欲しいと思っているが、まだ購入に至るまでの緊急性を持っていない人が検索するキーワード
- まだまだキーワード…将来的にお客様になる可能性のある潜在的見込み客が検索するキーワード
###キーワードを取捨選択する
手元に残るキーワード数が100から200程度になるまで絞り込んでいく。
- 検索ボリュームが0のものを削除する
- メディアのミッションを頭に置き必ず書くべきキーワードを選択する
- 他のキーワードと比較して特徴のあるものを選択する
- 100から200に絞り込むよう検索ボリュームが少ないものから削っていく
###実行に移してみよう
1キーワードにつき1コンテンツずつ制作する。100から200ページのサイト構造に落とし込む作業となる。
- サイトトップ…最も重要なキーワードを設定
- ブログトップ…次に重要なキーワードを設定
- サイトコンテンツ…主に「まだまだキーワード」を設定する。
- ランディングページ…「いますぐキーワード」「したいキーワード」を設定する。
- ブログカテゴリー…「知りたい」ビックキーワードを設定する。
- ブログ記事…「知りたい」スモールキーワードを設定する
そして、これらの6つのページのそれぞれで最適なキーワードを見つけて、サイトやブログの構成を整え、それぞれのキーワードで検索するユーザーが120%満足するコンテンツ(=そのキーワードで上位表示される価値のあるコンテンツ)を作り、サイトのSEO効果を大きく上昇させることがキーワード選定の目的。
この中で、もっとも重要になる部分がブログ記事。良質なブログ記事はソーシャルメディアで多くシェアされやすいため。