プログラマーたるもの、法律も知らなければいけない。
開示請求
昨今ではネットの書き込みの規制も厳しくなった。
またレンタルサーバーを利用していて自分の名前を公表していない場合、
相手が法的に自分の住所や名前を割り出してくる場合がある。
サーバー管理会社やプロバイダーと、開示請求者の裁判結果を知るには?
開示系裁判のほとんどが東京裁判所で行われる。
裁判の結果だけなら裁判所に電話をすりゃ教えてくれる。
自分
「令和1年(ハ)第12345号 の裁判結果教えて下さい」
裁判所の人
「原告勝訴ですよー!あなたの住所氏名を開示されましたよー!」
上記、やり取りの内容を知るには?
・東京地方裁判所まで調べるに行く(誰でも見れる)
・利害関係がある場合は、裁判結果のコピー(法律用語で謄写『とうしゃ』という)を送付してもらう
上記2点がある。
今回は裁判結果の謄写を送ってもらうおう
さぁ、取り寄せよう
印刷してくれるのは、司法協会さん。
http://www.jaj.or.jp/
上記サイトの複写事業部に電話。
ここで注意するのは、コピーが欲しいとか言っても伝わらない。
必ず謄写が欲しいという必要がある。
自分
「利害関係ある事件、令和1年(ハ)第12345号において、やり取り全ての謄写を送付して欲しいのですが」
と伝える。
謄写に必要なもの
・ 委任状テンプレート
http://www.jaj.or.jp/wp/wp-content/uploads/2019/07/bc0c81c005d98c2fbb193be9fdc717c9.pdf
をダウンロード。
まずは東京地方裁判所に電話して事件名、担当部、などは地方裁判所に事件番号を伝え教えてもらい、記載する。
・ 上申書 (東京地方裁判所宛に、利害関係がある旨の詳細を書く。自分の契約しているサーバーですよとか、プロバイダーですよとか。)
・サーバー管理会社やプロバイダーから開示請求された旨の証拠となるメールや訴状などを証拠として添付
・収入印紙
150円
・免許証のコピー
・法人の登記簿 3ヶ月以内
複数事件依頼する場合は事件数分、必要となる。
上記書類を封筒に入れて送る。
送付先は、
〒100-0013
東京都千代田区霞が関1-1-4
東京高等裁判所1F 司法協会御中
料金
コピー代金は、1枚あたり
白黒 45円
カラー 80円
となる。
ただし、全部で何枚になるか司法協会さんもわからないので、
100枚を超えるときは謄写する前に教えて下さいと
連絡先を明記して委任状に付箋を貼っておく。
送付するときは、簡易書留で送ったほうがいい。
早ければ 2~3日以内
遅くても 7~10日 で届くが、遅い場合は再度電話したほうが良い。
今回は裁判所の人が忘れちゃってたので1ヶ月以上かかった。
謄写完了後、電話かかってくるので指定された銀行口座に入金して完了。
ちなみに、今回は1事件 5,000円程度で取り寄せることができました。
なぜ、裁判結果を取り寄せるの?
虚偽の証拠を提出したり、嘘をついてくる弁護士も多いので
必ず入手しておいた方が良い。