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ネットワーク関係で学習した内容

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秋の情報処理技術者試験も近づいてきたことだし、去年ネスペ受けたときのことを整理したいと常々思ってたので、自分がこれまでに買った参考書(試験目的でなかったものもたぶんに含まれますが)や手を動かしたことを挙げていきます。

自分が使った参考書など

(1) ネットワークスペシャリスト 本試験問題
https://www.amazon.co.jp/dp/4865751254/
解説付きの過去問見ながら勉強するのが効率的だと思うので、自分はこの手の本を買うことにしてる。

(2) マスタリングTCP/IP 入門編
https://www.amazon.co.jp/dp/4274068765/
ネットワークの基本を抑えるならまずこの辺から。

(3) マスタリングTCP/IP ルーティング編
https://www.amazon.co.jp/dp/4274066762/
ルーティングに関連する問題はちょいちょい出てる印象なので押さえておくと安心です。正直業務でOSPFやBGPを使ったことはほぼ無いのですが。

(4) インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門
https://www.amazon.co.jp/dp/B00IP549AE/
ロードバランサーやファイアウォール使った実践的な構成が図解されていて必見です。資格試験にも役に立つけどそれ以上に実務的。

(5) Amazon Web Servicesクラウドデザインパターン設計ガイド
https://www.amazon.co.jp/dp/B0126HZGP8/
↑の本と同じようにシステムのデザインパターンが諸々記載されています。AWSの本だけど、極力一般化して書こうとする著者の努力が素晴らしいです。

(6) ハイパフォーマンス ブラウザネットワーキング
https://www.amazon.co.jp/dp/4873116767/
大手SIerとかでルータやスイッチばかり触ってる人にとって、ネスペが意外と難しく感じられるのはHTTP、SMTP、DNSあたりの通信に対する知識が足りてなかったりするからかなと思います。上位のレイヤー勉強するのも大事です。

(7) 実践DNS DNSSEC時代のDNSの設定と運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B00IJNDKDE/
上述のとおりDNSわからないでネスペ受けるのはなかなかしんどいので購入しました。ただ、この本はDNSSECがメインの本なので若干選択を誤った気もしますし、DNSの学習ならbindとかでDNSの各種レコード登録して挙動確認するのが近道という気はします。

(8) マスタリングTCP/IP SNMP編
https://www.amazon.co.jp/dp/427406607X/
インフラ屋としてSNMP知らないとあかん、と思い購入しましたが試験勉強ではほぼ役に立たなかったと記憶してます。

(9) 詳解IPマルチキャスト
https://www.amazon.co.jp/dp/B06XZY37XF/
試験には正直全く役に立たなかったけど、自分の仕事にタイムリーだったので読みました。マルチキャスト使ったシステム・ネットワーク設計を経験している人とか、周りにはいない。

自分がこれから試験を受けるなら読んでおきたい本

a) Asterisk ―テレフォニーの未来
https://www.amazon.co.jp/dp/4873112893/
IP-PBX関連の本なら何でも良いので一冊読んでおきたい。
IP-PBX関連って意外と出題されているし、コールセンターとかの業務にかかわってたことがあるのでそのうち読もうと思っていたら試験1か月前とかになっていて買うのを断念しました。

b) プロフェッショナルSSL/TLS
https://www.amazon.co.jp/dp/4908686009/
ネット上の評判も良くてぜひ読みたかったけど、これもタイムアップで読めなかったです。そのうち買いたい一冊。

c) プロフェッショナルIPv6
https://www.lambdanote.com/products/ipv6
私が試験受けたときにはまだ発売していなかったです。というかネスペでIPv6の問題って出てたかな?でもこれから熱くなる分野のはずなので読んでおきたいですね。

d) クラウド時代のネットワーク技術 OpenFlow実践入門
https://www.amazon.co.jp/dp/4774179833/
Software Defined Network の時代らしく、2017年の午後2で出題されたのが記憶に新しいです。僕が2017年に受けたときはOpenFlowとかは全然知らない状態でその問題を選択しましたが、これから受けるなら押さえておきたいですね。

手を動かすこと

手を動かすことは大事です。本だけ読んでても眠くなるばかりだし。自分が実際にやったことは以下です。
試験勉強ではなく実務も含まれてます。

  • VPN設定を一通りする

 RTX1200を中古で1万円ちょいで購入して、外出先から自宅にVPNで接続できるようにするとかしました。VPN固有の設定項目とか、普段あまり意識しないこともあるので慣れておくとオススメです

  • 冗長化設定を一通りする

 NICのチーミングしてケーブル抜いたり、クラスタ組んでプライマリサーバー落としてVIPのフェイルオーバーとかしながら、ifconfig や arp コマンド打ったりしていると色々見えてくることがあります。仕事で触れるならスイッチをスタック構成にするとか、VRRPを試すとかもできるとイメージがわくのでオススメです。

  • TCPタイムアウトとパケットキャプチャを試す

 SYNの再送とかは比較的パケットキャプチャで確認しやすいので一度見てみると良いです。ファイル受信中に相手ノードでpanicを起こして、TCP keepaliveの重要性を確認したりするのも乙です。

まとめ

ここまでだらだらと書いてしまいましたが、上記のことを一通りやろうとすると数か月~1年くらいは余裕でかかりそうなので、試験に受かることだけを考えるなら試験対策本(参考書と問題集)を買って勉強するのが効率的です。理解を深めたいときは、ご参考まで。

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