##はじめに
bazelが必要になったが日本語でのインストール方法の紹介が自分が調べた範囲ではLinax環境での記事のみでした。
そのため、Windows環境でのインストール方法について備忘録も兼ねてまとめてみました。
##そもそもbazelって何
bazelはmakeコマンドと似たようなことを行えるオープンソースのビルドツールです。対応言語はJava、C ++、Android、iOS、Go、およびその他のさまざまな言語プラットフォームです。
公式サイトによると、「高度なローカルおよび分散キャッシング、最適化された依存関係分析、および並列実行により、高速でインクリメンタルなビルドが可能になる」と記載されています。
##環境
64bit windows10 バージョン21H1
##インストール
まずはvisualstudioをインストールします。インストールしてない方は以下のリンクからインストールしてください。
https://visualstudio.microsoft.com/ja/
visualstudioのインストールが終わったらbazelのインストールをします。
上記のリンクからインストールしたいバージョンのbazelを選択しましょう。
例 ver6.0.0をインストールする場合
インストールが終わったらコマンドプロンプトやPowerShellから簡単にアクセスできるように一工夫します。
##一工夫
インストールしたbazel-(選択したbazelのバージョン)-windows-x86_64.exeファイルをC:\Program Firesにbazel(名前は何でも良いが今回はbazelにする)フォルダを作り、入れてあげましょう。
bazelフォルダのパス
C:\Program Files\bazel
bazelフォルダに入れて上げたbazel-(選択したbazelのバージョン)-windows-x86_64.exeファイルをbazel.exeファイルに変更してあげましょう。
このbazel.exeファイルに対してパスを通してあげます。公式サイトではコマンドでパスを通してあげていますが、通してあげたパスを永続化したいのでシステム環境変数をシステムのプロパティから変更しましょう。
Pathを選択して編集をクリックすると以下の画面に移動します。
この画面で新規をクリックし、bazel.exeのあるフォルダのパスを追加します。
以上の作業が終了したら、コマンドプロンプトで
bazel version
を入力して選択したbazelのバージョンが表示されればbazelのインストールは終了です。お疲れ様でした。
##終わりに
はじめての記事です。間違いがあればコメントでこっそりと教えてください。
この記事が誰かのお役に立てれば幸いです。