#はじめに
この記事は様々な葛藤により生まれた記事であることを許してほしい。
私は、あまりコードに触れない系の社内インフラ担当だ、
たまに書くのはPCの設定をコマンドラインにしてPowershellで実行するくらいなので面白くない
何を書いたらいいか考えた末、同じ立場の人の役に立つものが書けたらと思い書いてみた
私の社内公開用動画中継の歴史、リンクはアフィリエイトじゃないよ!
#中継を頼まれた
前職は全国に10拠点ほどある会社で、朝礼を週1で実施していた。
少し前までは、各拠点でそれぞれやっていたのだが、社長のありがたいお話をリアルタイムで共有したいという要望で中継を行うことになった。
そこから私の中継の歴史が始まった。
#ノートパソコン1台だけで
最近はノートパソコンにカメラもマイクもついている。
skypeだったり、googleハングアウトだったりでビデオ通話をするだけで中継ができる。
高評価だった。
#敵は味方の中にいる(USB接続カメラを追加)
中継に参加するメンバーはマイクをOnにしてやってくる。
中継に関係のないしゃべり声が入ってしまう。
しかし、そのメンバーはミュートの仕方を知らない。
マイクがOnの人はわかる人がミュートにしてあげる必要がある。
ノートパソコンを操作しようとすると、付属のインカメラに映り込んでしまうので、USBカメラを購入
こんなの ウェブカメラ https://www.amazon.co.jp/dp/B005LFFE7I
三脚用の穴が開いているのがいいです。
三脚があると、映像が安定します。
#まるで犬のよう(USB延長ケーブルを追加)
社長が話すだけなら別によかったんです。
周りの人も話に参加させようとするから、その人をカメラで追わないといけなくなる。
USB接続カメラについてくるケーブルの長さは長くても1メートルちょっと
ズームも聞かないので物理的に接近する必要がある。
まるで小屋に鎖でつながれた犬の用にPCの周りから動けない。
なので、延長ケーブルを接続して動ける範囲を拡大する。
こんなの USB延長ケーブル https://www.amazon.co.jp/dp/B00NH136GE/
USBケーブルの最大延長は5mと言われているので、つなげすぎに注意
#今日は地方拠点から(マイクスピーカーを追加)
社長は出張する。
その日は地方拠点からの中継だ。
いつもは本社で約200名に向けて集会用のマイクセットを利用してしゃべっている。
地方拠点は10名程度なのでノートパソコンのスピーカーで十分聞こえるが本社はそれでは聞こえない。
正直それでも小さかったが聞こえないことはなかった
こんなの マイクスピーカー https://www.amazon.co.jp/dp/B07871XGT7/
尚、地方拠点にも同じ機械を置くことで中継にのる音声の品質が向上した。
マイクの重要性を認識。
#人がゴミのようだ(ビデオカメラ、キャプチャーボードを追加)
ここから現職での話になるが、エムスリーキャリアでは半年に1度全社総会として社員全員を大きなホールに集めて半期の振り返りや行動指針の確認を行っている。
500人を超える人数が一同に会する場所での中継となる。(基本は全員参加だが、留守番担当者や、在宅勤務者向けに)
会場が広くなり、参加する社員の邪魔にならないところで中継を行わなければならないため、如何せん遠い。
普通のWEBカメラでは豆粒ほどにしか映らない。ズーム機能が必要となった。
ビデオカメラの映像が入力できればいいんじゃね?という単純な考えの元、ビデオカメラをUSBで接続してみた。
ただビデオカメラのストレージが見えただけだった。
どうやらキャプチャーボードなるものが必要らしい。
キャプチャーカードを利用してビデオカメラの映像を中継することができた。
気分はYoutuber!
ビデオカメラ (HDMI出力できるもの)こんなの https://www.amazon.co.jp/dp/B07WPDVJKK/
キャプチャーボード こんなの https://www.amazon.co.jp/dp/B07WLN5QNF/
音声は雑音が入ってしまうので、会場の音声出力ラインをカメラに接続することに。
2020年2月18日追記
ビデオカメラのHDMI出力設定によっては、キャプチャーボードの解像度を誤って認識することがあるようです。
PC側で認識される画像が気持ちワイド表示されてしまうようです。
手動でHDMIの出力解像度を指定することで画面比が維持できます。
#見たいのはそっちじゃない(OBSStudioの導入)
しゃべっている人をメインで映していると、見たいのは映している資料だ!という声が多数。
テレビ見たいにワイプ出せばよくね?という考えの元、OBSStudioにたどり着く
OBSStudio https://obsproject.com/ja
カメラとキャプチャーボードのセットを追加して、会場スクリーンに投影された資料をとるカメラと、話している人をとるカメラを準備した。
OBSStudioで画面を構成して、外部モニターを接続して表示、外部モニターに表示されている内容を中継用ソフトで画面共有することで、テレビっぽい中継体制が整った。
協議の結果スクリーンに表示された資料がメインで話している人がワイプになったが、個人的には逆のが面白いと思うんだけどなぁと思っている今日この頃
OBSStudioは字幕も付けられるし、いろいろやれて面白い、使い方に関しては詳しくは書けません!
pptファイルをそのまま公開できればいいんだけど、まだうまく動かないみたい。
#おわりに
コードとか関係のない駄文を読んでいただきありがとうございます。
〇〇君パソコンの大先生なんでしょ?ちょっと社長のありがたい言葉を全拠点に中継してみてよって言われた人の力になれることを祈っています。