Windows 10 Fall Creators Updateを適用すると、Bash on Ubuntu on WindowsだけではなくUbuntuを起動できるようになります。
以前までは、
C:\Windows\System32\bash.exe ~ -cur_console:p
で、Cmder内でbashを起動できましたが、Ubuntuの場合少々異なります。
MicrosoftストアからUbuntuをダウンロードし起動すると、タスクマネージャからはwsl.exeとubuntu.exeが立ち上がります。
ubuntu.exeを直接実行するとエラーが出るため、wsl.exeからUbuntuが起動できないか試みます。
Ubuntuを立ち上げたwsl.exeをよーく見ると、引数に何やらGUIDと~が渡されていることに気づきます。
レジストリから、このGUIDを検索すると以下がヒットします。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Lxss\
ここを参照すると、以前までの環境と新しいUbuntuの環境のエントリが登録されています。
以前までの環境は私の場合{12345678-1234-5678-0123-456789abcdef}
でした。
そしてUbuntuの新環境は、{256f0c43-57e1-4acf-b9c4-e1516b4b226b}
になります。
新環境のGUIDと~をwsl.exeのオプションに加えて起動すると、新しい環境のUbuntuが起動します。
多分"~"のチルダはどこのディレクトリでシェルを起動するか設定するオプションだと思います。
そのため、Cmderには、私の環境では
C:\Windows\System32\wsl.exe {256f0c43-57e1-4acf-b9c4-e1516b4b226b} ~ -cur_console:p
を追加すると、ストアのUbuntuをCmderから起動することが可能になります。
GUIDは人によって異なる可能性があるのでレジストリを参照してください。
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Cmder(ConEmu)からUbuntuのシェルを開く(Windows 10 Fall Creators UpdateからのストアのUbuntu)
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