Cursorエディタとは
AIを活用したソフトウェア開発向けのコードエディタ
AI補完機能、コードの自動補完、バグの修正提案、リファクタリングの支援などを行うことができる
主な特徴
1. AIによるコード補完
- コードを書いていると、AIが適切な補完候補を提案
- 関数の実装やコメントの補完も可能
2. デバッグ支援
- エラーメッセージをもとにAIが修正案を提示
- バグの特定やリファクタリングのアドバイスを提供
3. コードの説明機能
- コードの意味をAIが解説
- 他人が書いたコードの理解を助ける
4. VS CodeベースのUI
- 使い慣れたVisual Studio Codeのインターフェースを採用
- 既存のVS Codeプラグインも多く利用可能
5. Gitとの統合
- GitHubやGitLabなどと連携し、コードレビューの支援も可能
メリット
✅ 初心者でもコーディングがしやすい
✅ 開発のスピードが向上する
✅ バグ修正の時間を短縮できる
デメリット
❌ AIの提案が必ずしも正しいとは限らない
❌ プライバシーやセキュリティの考慮が必要
類似ツールとの比較
ツール名 | AI補完 | デバッグ支援 | Git統合 | ベースエディタ |
---|---|---|---|---|
Cursor | 〇 | 〇 | 〇 | VS Code |
GitHub Copilot | 〇 | △(主に補完) | 〇 | VS Code |
Tabnine | 〇 | × | × | VS Code |
Codeium | 〇 | × | 〇 | VS Code |
手順
1. 公式サイトからダウンロード
- Cursorの公式サイトにアクセスし、インストーラーをダウンロードする
2. インストーラーの実行
- ダウンロードしたインストーラーを実行し、セットアップを開始する
- Install Cursor.app
3. 初期設定
- 起動時に表示される画面で、以下の設定を行う
- Keyword:「Default(VS Code)」を選択する
- Language for AI:「日本語」を入力する
- Codebase-wide:「Enabled」にする
- Add Terminal Command:「+ Install “code”」と「+ Install “cursor”」を両方クリックして、コマンドラインツールをインストールする
4. VSCodeの拡張機能の移行(VS Code Extensions)
- 既存のVSCodeユーザーは、拡張機能を引き継ぐかどうかを選択する
- Use Extensions:VSCodeの拡張機能を引き継ぐ場合に選択する
- Start from Scratch:新規に開始する場合は選択する
5. データ設定(Data Preferences)
- データ収集するかしないかを選択する
- Help Improve Cursor:データを収集するようにする
- 主にチャットでの質問、コードスニペット、編集内容、エディターの操作を収集する
- Privacy Mode:データを収集しないようにする(セキュリティが心配の方はこちら)
- Help Improve Cursor:データを収集するようにする
6. アカウントの作成またはログイン(You're all set!!)
- Cursorのアカウントを作成するか(Sign Up)、既存のアカウントでログイン(Log In)する
- GoogleやGitHubアカウントとの連携も可能
7. 日本語化の設定
- アプリ上部の「View」から「Command palette」を選択する
- displayと入力して「Configure Display Language」を選択する
- リストから「日本語」を選択し、アプリを再起動すると日本語化が完了
以上でCursorのインストールと初期設定が完了します。