コード補完 & 編集機能
1. Tabキー補完(AIによるコード予測)
機能:
- コードの続きをAIが予測し、複数行のコードを提案してくれる
- PythonやJavaScriptなど、一般的な言語で特に効果的
- 例えば、
for
ループを書き始めると、AIが自動でfor i in range(10):
のように提案
使い方:
- コードを書き始めて
Tab
キーを押すと、AIが提案するコードを補完できる
2. マルチライン編集(複数行のコード変更)
機能
- AIが一度に複数行のコードを編集し、修正を提案
- 例: 関数の変数名を一括で変更したい場合、AIに「変数
x
をcount
に変更して」と指示すると、自動で適用
使い方
- コードを選択し、AIチャットで指示を入力すると、自動で変更
3. スマートリライト(自動修正)
機能
- コードの誤りや冗長な部分をAIが修正し、最適化してくれる
- 例: 関数を短くまとめる、不要な
if
文を削除するなど
使い方
- コードを選択し、AIチャットで「このコードを最適化して」と入力
AIチャット & コードナビゲーション
1. AIチャット(コードのバグ検出や修正提案)
機能
- AIと会話しながらコードのバグを見つけたり、最適化したりできる
- 例: 「このコードのエラーを見つけて修正して」と入力すると、AIが問題点を指摘し、修正案を提案
ショートカット
機能 | Mac | Windows |
---|---|---|
AIチャットを開く | Cmd + L |
Ctrl + L |
選択したコードをAIに送る | Cmd + Shift + L |
Ctrl + Shift + L |
2. コードベース検索(プロジェクト全体の検索)
機能
-
@Codebase
を使って、プロジェクト全体から関数や変数を検索 - 例:
@Codebase undo redo
と入力すると、関連するコードを一覧表示
ショートカット:
機能 | Mac | Windows |
---|---|---|
コードベース検索 | Cmd + Enter |
Ctrl + Enter |
3. カーソル予測(次に編集すべき場所をAIが提案)
機能
- AIが「ここを編集したほうがいい」と判断した場所をハイライト表示
- 例: 変数が未定義の場合、AIが指摘して適切な値を提案
コード適用 & コマンド操作
1. インスタント適用(AI提案のコードをすぐ適用)
機能
- AIチャットで提案されたコードを、そのままエディタに適用できる
- 例: AIが修正案を提示 → 「適用」ボタンを押すだけで反映
2. ターミナル連携(英語の指示をコマンドに変換)
機能
- 自然言語(英語)でターミナル操作を指示できる
- 例: 「clone the repository」と指示すると、AIが
git clone URL
を自動生成
ショートカット
機能 | Mac | Windows |
---|---|---|
ターミナルコマンド変換 | Cmd + K |
Ctrl + K |
3. エージェントモード(AIがタスクを自動実行)
機能
- AIがエンドツーエンドでタスクを実行
- 例: 「この関数にテストを書いて」と指示すると、AIが自動でテストコードを作成
ドキュメント & 外部情報連携
1. @Docs
(ライブラリの公式ドキュメント検索)
機能
-
@Docs
を使って、特定のライブラリの公式ドキュメントを検索可能 - 例:
@Docs React useState
と入力すると、React公式のuseState
の説明を表示
2. @Web
(最新情報の検索)
機能
-
@Web
を使って、最新の技術情報を検索 - 例:
@Web 最新のPython 3.12の変更点
と入力すると、関連情報を取得
まとめ(初心者におすすめの使い方)
基本の流れ
-
コードを書くとき:
Tab
キーでAIの補完を利用 -
エラーや最適化:
Cmd + L
(Mac)またはCtrl + L
(Windows)でAIチャットを開き、「このコードのバグを教えて」と入力 -
プロジェクト内検索:
Cmd + Enter
(Mac)またはCtrl + Enter
(Windows)で関数や変数を探す -
ドキュメント検索:
@Docs ライブラリ名 関数名
で公式情報を調べる -
ターミナルコマンド:
Cmd + K
(Mac)またはCtrl + K
(Windows)で英語の指示をコマンドに変換