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Kaggleコンペの参加チュートリアル(2.前処理~モデル開発編)

Last updated at Posted at 2021-06-15

はじめに

  • 育休中のエンジニアの私が、自宅でのウォームアップと勉強を兼ねてKaggleコンペに参加してみることにしたので、その記録を残したいと思う。
  • 今回は、Kaggleの概略を知り、Begginer向けコンペへ参加することで、基本的な参加方法や使い方を理解することを目指す。
  • Kaggleの概要~参加登録までの流れは、前回の「Kaggleコンペの参加チュートリアル(1.参加編)」参照。

「タイタニックの生存予測」モデル開発

  • 前回、Beginner向けコンペである「タイタニックの生存予測」に参加し、データのダウンロードを行った。
  • 今回は、ダウンロードしたデータの内容を確認し、データの前処理を行った後、実際にモデルの学習を行う。

モデル開発の流れ

  • 基本的な流れは、以下の通り。
    1. ベースモデルの作成
      • いきなり凝ったモデルを作ってしまうと、施した改良の良し悪しが判断できなくなってしまう。
      • そのため、与えられた入力データに極力手を加えず、かつベーシックでシンプルな手法を使った「ベースモデル」を最初に開発する。
      • 「ベースモデル」開発の流れは以下の通り。
        1. データの前処理
          • データの全体像を確認し、入力データとして使える形に整形する。
        2. モデル選定
          • 課題に即したベーシックなアプローチを選定する。
        3. モデル学習
          • 1.と2.で実際に学習を行う。
          • ここではあまり凝らずに、ある程度の精度が出れば良しとする。
    2. 手法(ネットワーク構造)選定
      • ここからモデル改良に入るが、基本は精度に、より大きく影響するものから順に着手する。
      • まずは、問題設定にあったより高精度な最新の手法(DNNであればネットワーク構造)に変更してみる。
      • Papers with codeでランキング上位の手法や、最近出た論文で良さそうなもののうち、コードが公開されている手法をチョイスすることが多い。
    3. 入力データの改良
      • 次に、入力データの改良を試みる。
      • 優先順位は(個人的には)以下の通り。
        1. データ分割方法の検討
          • 学習・評価データの分け方
          • 交差検定 等
        2. data augmentation
          • 特に画像データの場合は必須
        3. 入力データ選定・前処理改善
          • まずはここでいうフィルタ法で入力データを精査。
          • 他に、欠損が多いデータなど、前処理に改善したほうがよい点があれば行う。
        4. 特徴量エンジニアリング
          • ディープラーニングであれば無理にやらなくても影響は少ない。
          • 悲しいかな、熟考した特徴量より、大量に作って総当たりした方が精度が出るという説も・・・
          • 参考
    4. モデルのチューニング
      • 最後に、モデルのパラメータチューニングを行う。
      • 何パターンも学習する必要があり時間がかかること、また、手法や入力データを変更すると、モデルが変わるためやり直しになってしまうことから、最後に行うと良い。
      • ランダム探索であたりをつけた後、ベイズ探索で細かくチューニングする。
      • 優先順位としては
        1. ネットワークサイズ(ノード数、深さ)
        2. 学習率
        3. 正則化、ドロップアウト
        4. 活性化関数、ミニバッチ数、lrdecay 等

ベースモデルの開発

  • 今回はチュートリアルということで、ベースモデルを開発し、結果をコンペに投稿するところまでを行う。

データの前処理

  • まずはデータの前処理として、以下の手順を行う。

    1. データの全体像の確認
      • train/testデータセットのデータ数
      • 各データの内容(集計結果)
      • 各データのデータ型
      • 各データの欠損の有無 などを確認し、学習に使用するデータや、前処理が必要なデータを洗い出す。
    2. 未使用データの削除
      • 入力データとして使用しないデータを削除する。
      • 今回は、乗客ごとにユニークな値である、PassengerId/Name/Ticketと、欠損値が多すぎるCabinを削除する。
    3. 文字データ→数値データへの置換
      • ニューラルネットワークでは、文字データを入力として扱えないため数値データに置換する。
      • 今回は、Sex/Embarkedが文字データであり、このまま扱えないため数値データに置換する。
    4. 欠損データの挿入
      • 非常に深い議論のある処理のようだが、ひとまずは簡単に中央値を使うこととする。
      • 今回は、Ageに177、Embarkedに2の欠損があるので、各々を中央値で補う。
  • 今回はpandasを使って上記の処理を行っていく。

1.データの全体像の確認サンプル
import pandas as pd
df = pd.read_csv("[filepath]\\train.csv")
pd.set_option('display.max_columns', 12)

// ひとまずデータをそのまま出力
df

>     PassengerId  Survived  Pclass  \
>0              1         0       3
>1              2         1       1
>2              3         1       3
>..           ...       ...     ...
>888          889         0       3
>889          890         1       1
>890          891         0       3
>
>                                                  Name     Sex   Age  SibSp  \
>0                              Braund, Mr. Owen Harris    male  22.0      1
>1    Cumings, Mrs. John Bradley (Florence Briggs Th...  female  38.0      1
>2                               Heikkinen, Miss. Laina  female  26.0      0
>..                                                 ...     ...   ...    ...
>888           Johnston, Miss. Catherine Helen "Carrie"  female   NaN      1
>889                              Behr, Mr. Karl Howell    male  26.0      0
>890                                Dooley, Mr. Patrick    male  32.0      0
>
>     Parch            Ticket      Fare        Cabin Embarked
>0        0         A/5 21171    7.2500          NaN        S
>1        0          PC 17599   71.2833          C85        C
>2        0  STON/O2. 3101282    7.9250          NaN        S
>..     ...               ...       ...          ...      ...
>888      2        W./C. 6607   23.4500          NaN        S
>889      0            111369   30.0000         C148        C
>890      0            370376    7.7500          NaN        Q
>[891 rows x 12 columns]

// 各データ項目の分布を簡単に確認
df['Pclass'].value_counts()
>3    491
>1    216
>2    184
>Name: Pclass, dtype: int64

df['Survived'].value_counts()
>0    549
>1    342
>Name: Survived, dtype: int64

df['Pclass'].value_counts()
>3    491
>1    216
>2    184
>Name: Pclass, dtype: int64

df['Sex'].value_counts()
>male      577
>female    314
>Name: Sex, dtype: int64

df['SibSp'].value_counts()
>0    608
>1    209
>2     28
>4     18
>3     16
>8      7
>5      5
>Name: SibSp, dtype: int64

df['Parch'].value_counts()
>0    678
>1    118
>2     80
>5      5
>3      5
>4      4
>6      1
>Name: Parch, dtype: int64

df['Embarked'].value_counts()
>S    644
>C    168
>Q     77
>Name: Embarked, dtype: int64

// データ型の確認
df.dtypes

>PassengerId      int64
>Survived         int64
>Pclass           int64
>Name            object
>Sex             object
>Age            float64
>SibSp            int64
>Parch            int64
>Ticket          object
>Fare           float64
>Cabin           object
>Embarked        object
>dtype: object

// 欠損値を含むデータとそのデータ数の確認
df.isnull().sum()

>Survived      0
>Pclass        0
>Sex           0
>Age         177
>SibSp         0
>Parch         0
>Fare          0
>Cabin       687
>Embarked      2
>dtype: int64

df.notnull().sum()

>Survived    891
>Pclass      891
>Sex         891
>Age         714
>SibSp       891
>Parch       891
>Fare        891
>Cabin       204
>Embarked    889
>dtype: int64
  • 1.の確認で、以下のことが分かった。
    • train/testデータセットのデータ数 → train 891/test 418
    • 各データの内容 → 出力の通り
    • 各データのデータ型 → Name/Sex/Ticket/Cabin/Enbarkedのデータがobject型(文字列)であり、数値への置換が必要
    • 各データの欠損の有無 → Ageに177、Cabinに687、Embarkedに2のデータ欠損(NaN)がある
  • これを踏まえ、2.~4.の処理を行っていく。
2.未使用データの削除サンプル
df = df.drop("PassengerId", axis=1)
df = df.drop("Name", axis=1)
df = df.drop("Ticket", axis=1)
df = df.drop("Cabin", axis=1)
df

>     Survived  Pclass     Sex   Age  SibSp  Parch      Fare Embarked
>0           0       3    male  22.0      1      0    7.2500        S
>1           1       1  female  38.0      1      0   71.2833        C
>2           1       3  female  26.0      0      0    7.9250        S
>3           1       1  female  35.0      1      0   53.1000        S
>..        ...     ...     ...   ...    ...    ...       ...      ...
>888         0       3  female   NaN      1      2   23.4500        S
>889         1       1    male  26.0      0      0   30.0000        C
>890         0       3    male  32.0      0      0    7.7500        Q
>
>[891 rows x 8 columns]
  • 2.では、推論にあまり寄与しなさそうなデータである、PassengerId/Name/Ticket/Cabinデータを削除した。
3.文字データ→数値データへの置換サンプル
df.groupby('Sex').size()

>Sex
>female    314
>male      577
>dtype: int64

df.groupby('Embarked').size()
>Embarked
>C    168
>Q     77
>S    644
>dtype: int64

df = df.replace({'Sex': {'male': 0, 'female': 1}})
df = df.replace({'Embarked': {'S': 0, 'C': 1, 'Q': 2}})
df
>     Survived  Pclass  Sex   Age  SibSp  Parch      Fare  Embarked
>0           0       3    0  22.0      1      0    7.2500       0.0
>1           1       1    1  38.0      1      0   71.2833       1.0
>2           1       3    1  26.0      0      0    7.9250       0.0
>..        ...     ...  ...   ...    ...    ...       ...       ...
>888         0       3    1   NaN      1      2   23.4500       0.0
>889         1       1    0  26.0      0      0   30.0000       1.0
>890         0       3    0  32.0      0      0    7.7500       2.0
>
>[891 rows x 8 columns]

df.dtypes
>Survived      int64
>Pclass        int64
>Sex           int64
>Age         float64
>SibSp         int64
>Parch         int64
>Fare        float64
>Embarked    float64

  • 3.では、文字データであるSex/Embarkedを、以下の通り数値データに置き換えた。
    • Sex → male:0, female:1
    • Embarked → C:0, Q:1, S:2
4.欠損データの挿入
df[{'Age','Embarked'}].median()

>Age         28.0
>Embarked     0.0
>dtype: float64

df = df.fillna({'Age': 28, 'Embarked': 0})

df.isnull().sum()

>Survived    0
>Pclass      0
>Sex         0
>Age         0
>SibSp       0
>Parch       0
>Fare        0
>Embarked    0
>dtype: int64

// 以下の1行でも中央値での補間が可能同様に平均値mean()も指定できる
// df = df.fillna(df.median())

df.to_csv('[前処理済学習データのファイル名].csv', index=False)

// その他よく使いそうな処理の例

// 1つでもNaNを含むデータ列を削除する
// df = df.dropna(how='any')

// 特定のデータ列がNaNのデータ行を削除する
// df = df.dropna(subset=['Age'])

// 特定のデータ列がnullの行を抽出する
// df[df['Age'].isnull()]

// 特定のデータ列のNaNを前後の値で補間するセンサデータなどの連続データでは有効
// df['Age'] = df['Age'].interpolate

// 他に行いたい処理があればリファレンスを確認すると良い
// https://pandas.pydata.org/pandas-docs/stable/reference/api/pandas.DataFrame.dropna.html

  • 4.では、Age/Embarkedの欠損値を中央値(28/0)で置換した。
  • これでデータの前処理がやっと完了。
  • 上記ではtrainデータのみ処理したが、testデータも同様の処理を行う。

モデル選定

  • 個人的な事情だが、KaggleではファーストアプローチとしてメジャーなGDBTは、仕事で使う機会がなさそうなので習得に時間をかけたくない。
  • そこで、今回はテーブルデータではあるが、ニューラルネットワークを使ったアプローチとする。
  • 以下のようなベーシックな構成にした。
    • 入力データ : 前項で前処理済のデータ8種
    • 入力データの前処理 : 正規化のみ
    • モデル : シンプルなMLP
    • データ分割 : 学習データ4:評価データ1の5分割

モデル学習

  • 学習コードは以下の通り。
  • ローカルPCでも数分で学習できるが、今回はAmazon Sagemaker上のJupyter Labで実行した。
train.ipynb(学習コード)
%load_ext autoreload
%autoreload

import os
from datetime import datetime
import torch
from torch.utils.data import DataLoader
from src.dataset.dataset import DatasetWithTag, DatasetNoTag
from src.network.simplefcn import SimpleFCN
import torch.optim as optim
import torch.nn as nn

# config
TRAIN_FILE = "./data/train_prepro.csv"

LR = 0.001
EPOCH = 50
BATCH_SIZE = 8
INPUT_N = 7
OUTPUT_N = 2
NODE_N = 64
DATASPLITNUM = 4
VALDATANO = 3

if __name__ == '__main__':
    # dataloader
    dataset = DatasetWithTag(TRAIN_FILE, div=DATASPLITNUM, valno=VALDATANO)
    dataloader = torch.utils.data.DataLoader(dataset, batch_size=BATCH_SIZE, shuffle=True, num_workers=1)
    
    # Network
    net = SimpleFCN(INPUT_N, OUTPUT_N, NODE_N)
    
    # Create Log Folder
    foldertime = datetime.now().strftime("%Y%m%d_%H%M%S")
    modeldir = './model/' + foldertime
    os.mkdir(modeldir)
    
    # Training
    criterion = nn.CrossEntropyLoss() #sigmoid->log->softmax->NLLloss #nn.BCEWithLogitsLoss() #sigmoid->BCELoss
    optimizer = optim.Adam(net.parameters(), lr=LR)
    
    for epoch in range(EPOCH):
        total_loss = 0
        for i, (batch, y) in enumerate(dataloader):
            optimizer.zero_grad()
            output = net(batch)
            #print(output.shape, y.shape)
            loss = criterion(output, y.long())
            loss.backward()
            optimizer.step()
            total_loss += loss.item()
            result = torch.max(net(batch).data, 1)[1]
            
        train_x, train_y = dataset.get_all_train()
        val_x, val_y = dataset.get_all_val()
        
        if epoch % 5 == 4:            
            # print log
            result = torch.max(net(train_x).data, 1)[1]
            acc_train = sum(train_y.data.numpy() == result.numpy()) / len(train_y.data.numpy())
            loss_train = criterion(net(train_x), train_y.long())
            result = torch.max(net(val_x).data, 1)[1]
            acc_val = sum(val_y.data.numpy() == result.numpy()) / len(val_y.data.numpy())
            loss_val = criterion(net(val_x), val_y.long())
            print('epoch {:03d} , loss_train={:0.4f}, loss_val={:0.4f}, acc_train={:3.1f}%, acc_val={:3.1f}%'.format(epoch, loss_train, loss_val, acc_train*100, acc_val*100))
        
            # save model
            path = modeldir + '/{:03d}_losstrain_{:0.4f}_lossval_{:0.4f}.pth'.format(epoch, loss_train, loss_val)
            torch.save(net.state_dict(), path)
            print('save model to ' + path)
        
src/dataset/dataset.py(datasetクラス)
# for Dataset
import torch
from torch.utils.data import Dataset
import pandas as pd
import numpy as np

class DatasetWithTag(Dataset):
    def __init__(self, filepath, div=4, valno=3, mixup=False):
        super(DatasetWithTag, self).__init__()
        
        # load data
        data = pd.read_csv(filepath).values    
        data_x = data[:, 1:] #[data_n, 8]
        data_y = data[:, 0] #[data_n]
        data_y = data_y.reshape((data_y.shape[0]))
        #train_y = np.eye(len(np.unique(train_y)))[train_y] #convert one-hot
        
        # standardization
        data_x, data_mean, data_std = self._z_score(data_x)
        
        # split train/val
        data_len = data_x.shape[0]
        div_len = int(data_len / div)
        
        train_x = data_x[np.r_[0:valno*div_len, (valno+1)*div_len:data_len]]
        train_y = data_y[np.r_[0:valno*div_len, (valno+1)*div_len:data_len]]
        val_x = data_x[valno*div_len : (valno+1)*div_len]
        val_y = data_y[valno*div_len : (valno+1)*div_len]
                
        self.train_x = torch.from_numpy(train_x).float()
        self.train_y = torch.from_numpy(train_y)
        self.val_x = torch.from_numpy(val_x).float()
        self.val_y = torch.from_numpy(val_y)
        self.data_mean = data_mean
        self.data_std = data_std
        self.mixup = mixup

    def _z_score(self, x, axis=0):
        x_mean = np.mean(x, axis=axis, keepdims=True)
        x_std  = np.std(x, axis=axis, keepdims=True)
        return (x-x_mean)/x_std, x_mean, x_std
    
    def get_all_val(self):
        return self.val_x, self.val_y
    
    def get_all_train(self):
        return self.train_x, self.train_y
    
    def get_mean_std(self):
        return self.data_mean, self.data_std

    def __len__(self):
        return self.train_x.shape[0]
    
    def __getitem__(self, idx):
        if self.mixup:
            lamda = np.random.rand()
            search_idx2 = True
            while search_idx2:
                idx2 = np.random.randint(0, self.__len__())
                if self.train_y[idx] == self.train_y[idx2]:
                    search_idx2 = False
            x = lamda*self.train_x[idx] + (1 - lamda)*self.train_x[idx2]
            y = self.train_y[idx]
        else:
            x = self.train_x[idx]
            y = self.train_y[idx]
        return x, y

    
class DatasetNoTag(Dataset):
    def __init__(self, filepath, mean, std):
        super(DatasetNoTag, self).__init__()
        # load data
        test = pd.read_csv(filepath).values
        test_x = test[:, :] #[data_n, 8]
        
        # standardization
        test_x = (test_x - mean) / std        
        self.test_x = torch.from_numpy(test_x).float()

    def __len__(self):
        return self.test_x.shape[0]
    
    def __getitem__(self, idx):
        return self.test_x[idx]
src/network/simplefcn.py(ネットワーククラス)
# for Network
import torch.nn as nn
import torch.nn.functional as F
    
class SimpleFCN(nn.Module):
    def __init__(self, inputn, outputn, noden=64):
        super(SimpleFCN, self).__init__()
        self.fc_in = nn.Linear(inputn, noden)
        nn.init.kaiming_normal_(self.fc_in.weight)
        self.bn_in = nn.BatchNorm1d(noden)
        self.fc_middle1 = nn.Linear(noden, noden)
        nn.init.kaiming_normal_(self.fc_middle1.weight)
        self.bn_middle1 = nn.BatchNorm1d(noden)
        self.fc_middle2 = nn.Linear(noden, noden)
        nn.init.kaiming_normal_(self.fc_middle2.weight)
        self.bn_middle2 = nn.BatchNorm1d(noden)
        self.fc_middle3 = nn.Linear(noden, noden)
        nn.init.kaiming_normal_(self.fc_middle3.weight)
        self.bn_middle3 = nn.BatchNorm1d(noden)
        self.fc_middle4 = nn.Linear(noden, noden)
        nn.init.kaiming_normal_(self.fc_middle4.weight)
        self.bn_middle4 = nn.BatchNorm1d(noden)
        self.fc_middle5 = nn.Linear(noden, noden)
        nn.init.kaiming_normal_(self.fc_middle5.weight)
        self.bn_middle5 = nn.BatchNorm1d(noden)
        self.fc_out = nn.Linear(noden, outputn)
        nn.init.kaiming_normal_(self.fc_out.weight)

    def forward(self, x):
        x = F.relu(self.bn_in(self.fc_in(x)))
        x = F.relu(self.bn_middle1(self.fc_middle1(x)))
        x = F.relu(self.bn_middle2(self.fc_middle2(x)))
        x = F.relu(self.bn_middle3(self.fc_middle3(x)))
        x = F.relu(self.bn_middle4(self.fc_middle4(x)))
        x = F.relu(self.bn_middle5(self.fc_middle5(x)))
        x = self.fc_out(x)
        return x
  • 学習結果
epoch 004 , loss_train=0.4303, loss_val=0.4126, acc_train=81.5%, acc_val=80.2%
save model to ./model/20210618_063522/004_losstrain_0.4303_lossval_0.4126.pth
epoch 009 , loss_train=0.4188, loss_val=0.4052, acc_train=82.2%, acc_val=83.3%
save model to ./model/20210618_063522/009_losstrain_0.4188_lossval_0.4052.pth
epoch 014 , loss_train=0.4109, loss_val=0.3797, acc_train=82.5%, acc_val=85.6%
save model to ./model/20210618_063522/014_losstrain_0.4109_lossval_0.3797.pth
epoch 019 , loss_train=0.4061, loss_val=0.4041, acc_train=83.0%, acc_val=82.9%
save model to ./model/20210618_063522/019_losstrain_0.4061_lossval_0.4041.pth
epoch 024 , loss_train=0.4052, loss_val=0.3824, acc_train=82.7%, acc_val=85.6%
save model to ./model/20210618_063522/024_losstrain_0.4052_lossval_0.3824.pth
epoch 029 , loss_train=0.4027, loss_val=0.3593, acc_train=83.9%, acc_val=86.0%
save model to ./model/20210618_063522/029_losstrain_0.4027_lossval_0.3593.pth
epoch 034 , loss_train=0.4003, loss_val=0.3895, acc_train=83.0%, acc_val=83.3%
save model to ./model/20210618_063522/034_losstrain_0.4003_lossval_0.3895.pth
epoch 039 , loss_train=0.3917, loss_val=0.3835, acc_train=83.7%, acc_val=84.2%
save model to ./model/20210618_063522/039_losstrain_0.3917_lossval_0.3835.pth
epoch 044 , loss_train=0.3861, loss_val=0.3648, acc_train=83.4%, acc_val=83.8%
save model to ./model/20210618_063522/044_losstrain_0.3861_lossval_0.3648.pth
epoch 049 , loss_train=0.3914, loss_val=0.3814, acc_train=83.9%, acc_val=84.2%
save model to ./model/20210618_063522/049_losstrain_0.3914_lossval_0.3814.pth

learn.png

  • データセットを先頭からシンプルに5分割した影響もあり、評価データのAccuracyが安定しない・・・
  • ひとまず、50 epoch学習時点のモデルを採用する。

最後に

  • 今回は、「タイタニックの生存予測」コンペのデータを使い、実際にモデルの学習を行った。
  • 次回は「Kaggleコンペの参加チュートリアル(3.推論ファイル投稿編)」で、学習済モデルを使って投稿用の推論ファイルを作成し、コンペに投稿する。
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