こんにちは。株式会社dottの齊藤です。
Strapi Advent Calenderの4日目の本日は、Strapiの環境設定についてお話します。
Strapiの概要やクイックスタートはとは前日の記事をどうぞ。
HeadlessCMS Strapiの使いどころ
Strapi Quick Start Guide 日本語訳
StrapiをCloud SQLに接続する場合、デプロイ時とローカル起動時とで設定値が異なるため、先に環境設定をしておくと楽になります。
ちなみに、Cloud SQLを利用するのであれば、Cloud Runを使って運用するのがおすすめです。
StrapiをCloud Runで運用している話
環境設定の手順
StrapiはNODE_ENVという環境変数によって環境ごとの設定を読み込むことができます。
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Strapiプロジェクトの./configにenvフォルダを作成
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envの中にdevelopフォルダを作成
StrapiのNODE_ENVのデフォルト値がdevelopなので、この中にはローカル起動用のDBやプラグインの設定を入れていきます。 -
場合に応じてenvの中にdevelop、staging、productionなどのフォルダを作成し、それぞれの環境用の設定ファイルを入れる
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app.yamlファイルでNODE_ENVを指定してデプロイ
ex) stagingにデプロイするとき
runtime: nodejs10
instance_class: F2
env_variables:
HOST: "0.0.0.0"
NODE_ENV: "staging" <= ここ変える
DATABASE_USERNAME: "<DATABASE_USERNAME>"
DATABASE_PASSWORD: "<DATABASE_PASSWORD>"
INSTANCE_CONNECTION_NAME: "<INSTANCE_CONNECTION_NAME>"