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Xcode でコードスニペットを登録する方法

Last updated at Posted at 2022-07-07

はじめに

今月になってやっと SwiftUI を勉強しようと、 Apple公式チュートリアル から開始しました。
すると、毎画面毎画面、View と Previews のテンプレートを書くようになり、 標準でコードスニペットないのかなと見たところ、見当たらなかったので、 コードスニペットを自作して登録しておくことにしました。

インフォメーション
SwiftUI を import すれば、標準のコードスニペットが候補として表示されることに先月気づきました。

コードスニペットとは?

ところで、コードスニペットとはなんだっけというと、よく使うコードを登録しておくと、それをクリックするだけで、そのコードを挿入して利用できるという、短いコードのまとまりのことです。
Xcodeに標準で備わっており、簡単に登録・参照できるので、開発効率アップになりそうだなと思ったら、それらのコードは登録していくといいかもです。

  • 標準で備わっているコードスニペットの例
    • [Command + Shift + L] のショートカットキーでスニペットが表示できます。
      Screen Shot 2022-07-07 at 22.39.40.png

コードスニペットの登録方法

1)まずは、登録したいコードを書きます。

私の場合はこちら。

import SwiftUI

struct MyView: View {
    var body: some View {
        Text("Hello, world!")
    }
}

struct MyView_Previews: PreviewProvider {
    static var previews: some View {
        MyView()
    }
}

2)次に、登録したいコードを選択し、右クリックします。

すると、 Create Code Snippet... という選択肢が現れるので、これを選択します。

Screen Shot 2022-07-07 at 21.54.59.png

3)コードスニペットの登録画面が現れるので、各項目を編集します。

コード部分には、先ほど選択した範囲のコードがすでに適用されています。

Screen Shot 2022-07-07 at 21.55.12.png

こんな感じに編集しました。

Screen Shot 2022-07-08 at 20.08.21.png

4)各項目の編集のポイント

4−1)コードの項目で、プレースホルダーを設定する。

毎回自由に文字列を設定したい部分には、プレースホルダー <#任意の文字列#> を使います。
上記の例では、 MyView という部分が、毎回自由に文字列を設定したい部分なので、以下のように書き換えます。

struct <#MyView#>: View {

4−2)Completionの項目をちゃんと登録する。

編集項目のうち、ちゃんと登録しておきたいのは Completion という項目です。
Completion に登録した文字列をコーディングすると、該当するコードスニペットがコード補完の候補として現れてくれます。

こんな感じです。Enterキーで挿入できます。

Screen Shot 2022-07-08 at 20.17.50.png

最後に

何事も繰り返し書いて身に染み込ませていくのが良いものの、気が済んだら毎度コードスニペットに登録して、楽ちんするのもいいんじゃないかと思います:v:
これから SwiftUI を勉強していく中で、微妙に長くてめんどくさい定型文が出てきたら、また登録していこうかと思います。

変更履歴

2022/07/08 20:20
投稿当初 Completion の設定値を struct MyView としており、コーディングで stru... と入力すると、毎回上記のスニペットがコード補完の候補として現れてきて、鬱陶しかったので、設定値を swiftuimyview に変更しました。
当初は汎用的な文字列の方が、見つかりやすくて便利かと思ったのですが、逆に特殊な文字列の方が、必要な時にだけ見つけやすく好きだなと今は思っています。

2022/10/20
「はじめに」に、 SwiftUI を import すれば、標準のコードスニペットが候補として表示される旨を追記。

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