はじめに

新年を迎え生活リズムを整え直し、新たなルーティンを作ろうと思い立ちました。

当記事では、Notionで、

習慣トラッカーのテンプレート
データベースのプロパティやビューに最適なカスタムアイコンを選べる機能

を使って習慣トラッカーを作る方法を、スクショと共にお伝えします。

できあがりの様子

以下のような習慣トラッカーを作成することができます。

Notionの習慣トラッカーのテンプレートを使用する

Notion公式の習慣トラッカーのテンプレートがあります。

日本語では「習慣トラッカー」、英語では「Habit Tracker」で検索できます。

インフォメーション
テンプレートの言語は、デバイスの言語設定によるようにみえます。お好きな方で！。

新しいページを作成して、 Templates を選択してください。
検索バーに habit と入力して出てくる、 Habit Tracker を選択してください。
元の新しいページにテンプレートをもとに Habit Tracker のページが生成されるのが確認できます。
1. All habits ビュー
2. Table view of habits ビュー

テンプレートボタン `+ Add a new month` の設定を開き、内部のテーブルビューを編集の対象とする

テンプレートボタン + Add a new month にカーソルを当てると右側に表示される歯車ボタン（ Configure template ）をクリックしてください。
設定画面が展開されます。
設定画面の中のテンプレートに含まれているテーブルビューを編集していきたいので、次に拡大ボタン（ Open as full page ）をクリックしてください。
テンプレートに含まれているテーブルビューが、フルページで表示されます。

Notionのデータベースのプロパティやビューに最適なカスタムアイコンを選ぶ

機能の紹介

2022年12月15日にリリースされた「Notion 2.19」を紹介する公式メルマガに、以下の記載がありました。これはぜひ使ってみたい！🐱

データベースアイコンを選ぶ

一体誰がプロジェクト管理は退屈なものだと言ったのでしょうか？データベースのプロパティやビューに最適なカスタムアイコンを選んで、ワークフローにちょっとした喜びを加えましょう。

タスクやプロジェクトのToDoリストを作成することは、戦いの半分に過ぎません。本当の満足は、最終的にその✔️を見たときに得られます。そして、あなたの2023年がチェックマークでいっぱいになることを祈っています。

データベースのプロパティにカスタムアイコンを選ぶ

Table view of habits ビューはNotion公式テンプレートのままだと以下のような表示になっています。

これらの各プロパティにカスタムアイコンを選んでいきます。

まずは Running プロパティにカスタムアイコンを選んでいきます。

プロパティの項目名をクリックしてください。
アイコン部分をクリックしてください。
検索バーでアイコンの名称を検索してください。
プロパティのアイコンにカスタムアイコンを設定できました。
プロパティの文字列から不要になった絵文字を削除しておきます。
Running プロパティの変更が完了しました。
他のプロパティも同様に、アイコンと文字列を変更していきます。

警告
カスタムアイコンがまだ充実しておらず、絵文字ほど最適なアイコンが設定できないことがあります。

列幅を整える

プロパティ同士の間にカーソルを置いて、ダブルクリックしてください。
アイコンだけが表示される程度に列幅が縮小されます。
他のプロパティも同様に、列幅を整えていきます。

ビューにカスタムアイコンを選ぶ

ビューの編集をします。ビューの右側の三点リーダー（ Edit view layout, grouping and more... ）をクリックしてください。
View options が表示されます。アイコンをクリックしてください。
検索バーでアイコンの名称を検索してください。
ビューにカスタムアイコンを設定できました。

Notionのデータベースのプロパティの変更に伴い、習慣トラッカーの達成率 `Progress` を変更する

習慣トラッカーの達成率 Progress の設定は、Notion公式テンプレートのままだと以下のようになっています。
- Progress プロパティの設定
  - Formula （計算式）と Divided by （分割数）を変更します。
- Progress プロパティの Formula の計算式の設定
例えば Reading を追加した場合を考えます。
1. プロパティに Reading を追加した状態
2. Progress の項目をクリックし、
3. Edit property をクリックすると、
4. 設定画面が表示されます。
5. 中程にある、 Divided by の値を追加したプロパティ分、増やしてください。
  今回は 4 から 5 に1つ分だけ増やしました。
6. Formula の Edit をクリックして、計算式を開いてください。
7. prop(xxx) はプロパティのことを指し、 toNumber(xxx) は中身を数値に変換する関数です。タイプがチェックボックスのプロパティを使うと、チェック済みの個数がカウントに含まれます。
8. + toNu と入力し始めると、入力補完が使えるので、Enterキーを押してください。
9. 追加したいプロパティにカーソルを合わせ、Enterキーを押してください。
10. すると、そのプロパティが計算式に入力されます。
11. 最後に toNumber() 関数の閉じカッコを入力して、 Done をクリックして、計算式の変更が完了です。