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はじめに

どんな言語でも必ず使う演算子。
仕様書ではそれを日本語で表現することも多いです。(補足としてコードで書く場合もありますが)

未満・以下の違いや、比較するのは時間か単なる数値かでも日本語でのわかりやすい表記は変わってきます。
現在設計業務をしており、なんて書けばいいのか自分でも混乱することが多いのでまとめてみました。

演算子と日本語表現一覧

演算子 日本語表現 備考
= 一致すること、等しいこと =は単純演算子、==は等価演算子と呼び言語によって異なります
<> 一致しないこと、等しくないこと、異なること ノットイコール。言語によっては^=表記
< 未満であること、~より小さいこと、△月より過去〇ヶ月未満であること 比較する値を含みません
> ~より大きいこと、△月より〇ヶ月未来であること 比較する値を含みません、超過とも言えますがその表現は見聞きしたことがないです
<= 以下であること、△月を含む過去〇ヶ月以内であること 比較する値を含みます
>= 以上であること、△月を含む未来〇ヶ月以上であること 比較する値を含みます

数値の比較に関しては、未満・~より大きい・以下・以上で伝わります。

日付や時間に関しては、未満・~より大きい・以下・以上だとわかりにくいので私は過去・未来を併せて記載しています。
現在を起点として過去か未来かと時間軸を記載したりなども仕様書作成時には行っています。

文字列の比較について

文字列に関しては=<>しか使用することはない認識です。
一致する・しないしか判定のやりようがないので…。ただ完全一致ではなく、部分一致、前方一致、後方一致は下記のように日本語では表現します。

  • 部分一致:〇〇という文言が含まれる場合
  • 前方一致:先頭に〇〇という文言がある場合、先頭△文字が〇〇である場合
  • 後方一致:末尾に〇〇という文言がある場合、末尾△文字が〇〇である場合

一番使用するのは部分一致ですかね。後方一致は条件としてあまり見たことがないです。

おわりに

私の場合は、コードを書く際に仕様書を見て未満って比較対象は含まれるっけ?含まれないっけ?と最初は常々ググって確認していました…。ややこしいですよね。

自分が仕様書を書くようになるとなんて書けば一発で伝わるだろう?と悩みます。プログラマーの方には演算子で言えば一発で伝わるのですがお客様先には日本語でご理解いただくので難しいところ…。

ただ、設計側も開発側もみんな人間なので認識齟齬が起きないように都度確認は行うべきとは常々思います。

わかりやすく書く努力や理解を早くする努力と合わせて、認識確認も行って手戻りの少ないようにお仕事していきたいですね。

……まぁ理想と現実大体ズレますけど!

急な仕様変更とか!!!!!

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