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地方でLT主体の勉強会を数回やってみた所感と今後の取り組み

Last updated at Posted at 2016-12-21

はじめに

  • この記事はIoTLT Advent Calendar 2016の12月21日分です。
  • 広島で IoTLT広島というLT勉強会を開催してみて思ったことをまとめています。
  • 12月23日の @wamisnet さんの記事とカブっていたらごめんなさい(汗

経緯

IoTLTは東京を中心に本日時点で合計57回のイベントが開催されています。最近の東京開催では、毎回100人を超える参加者で盛り上がっているみたいです。
広島で開催することになったきっかけは、私がたまたま参加した東京開催で @n0bisuke さんから広島もやったらどうっすか?みたいなことを言われて、あ、はいという感じだったと記憶しています。酒が入っていたとはいえ、言ったからにはやるぞ!ということで第0回を経て5月に第1回を開催しました。その後、約2ヶ月に1回ペースで合計4回開催しております。

酒の勢いもありましたが、それよりも大きなポイントは会場の盛り上がり、空気感のようなものでした。東京の会場で肌で感じてみて「これは広島でも是非やるべき!」というなんかよくわからない衝撃が走ったのを覚えています。

やってみた結果

開催の様子はこんな感じです。
https://togetter.com/li/979643
https://togetter.com/li/1002782
https://togetter.com/li/1047744
https://youtu.be/vAnVC699zho

ざっくりまとめると・・・

  • 初回開催はもの珍しさからか、35人の集客(広島としては多い)
  • 2回、3回は半分の15人前後
  • LT登壇者が固定化傾向にある
  • 第4回は他のイベントと共同開催してみた

仮説として

広島という土地柄なのかはわかりませんが、IT系の勉強会が新しく立ち上がると大体初回は結構な人が集まるような気がしています。まずはどんなものか見に行ってみようという感じでしょうか。しかしながら、2回目以降の開催は初回に比べると集客が非常に大変になってきます。参加者の構成は、2回目以降ほとんどがリピーターです。例えば、IoTLT広島Vol.2では、19人中11名、Vol.3では14人中12名がリピーターです。告知不足というのもありますが、新規参加者は3回目では極端に減っています。

広島で特定の話題に興味ある人の大部分は勉強会の初回開催時に集まり、初回に参加できなかった人も2回目には参加するので、きってしまうのではないかと考えています。つまり、毎回の開催ごとに既存とは異なる層に告知し続けることが新しいメンバーを呼び込むために必要不可欠なのではないかと。そうしないと参加者が固定化する結果となってしまうと感じています。

参加者が固定化するのは悪いことではないのですが、IoTLTのようなものを作ったネタをLTで喋るという形式の勉強会では、少しよろしくありません。「内輪ネタ」感のようなものが出てしまったり、ネタを喋る人も固定化してしまいネタの仕込みが負担となったり、という事になってきます。

上記は傾向としては都会でも同じだと思いますが、広島のような狭い都市圏では早い段階で集客不足という致命的な状況が露呈してしまう結果となります。東京のIoTLTという金看板を単に持ってきただけではダメで、常に新しい層にアプローチしていく事が大切な気がしています。

施策

東京の事をうらやんでもしょうがないので、どうしていくのが良いかを考えてみます。

他の勉強会と共同開催

Vol.4では主催者からのお声掛けもありPyCon mini Hiroshima 2016の中の1つのセッションとしてIoTLT広島を開催してみました。結果としてこれまでに無い層の人にリーチする事ができ、終了後の懇親会でも新鮮な交流が生まれました。運営方法についてもご意見をいただいたりなどして、非常に収穫がある開催でしたの。広島にある他の勉強会とコラボするというのは、今後も機会をみて実践していこうと思います。

他会場との同時開催

これは、思いつき段階の案です。登壇者が固定化してくる事の対策として、他地方と同時開催してリモートで接続するのはどうかと考えています。

東京などの面白い人に頼み込んで広島に来ていただくのはすごく良いのですが、移動コストや日程の調整などが大変です。かといって、リモートで登壇していただくだけでは、登壇者の方にメリットがあまり存在しません。そこで、リモートで登壇するけど現地でも盛り上がる形式として、複数会場同時開催を提案します!

方法としては簡単で、複数拠点で同日・同時間帯で開催しお互いにリモートで接続します。その上でLTは両会場に中継する形とします。そうする事で、2拠点であれば2倍、3拠点であれば3倍のLT登壇者を確保する事が可能となります!!
単独でリモート登壇していただく場合のような、懇親会問題も解消するはずです。良さそうじゃないですか?

良さそうだと思った他の地方で主催をされている方がいらっしゃれば @m_ando_japan までお声掛けください!

面白い事をやり続ける

そして、最後に当たり前の話ですが・・・リピーターの参加者みんなで面白いと感じることをやり続ける事。これは当然やっていく必要があると感じています。IoTっぽい最近の技術で遊ぶ事を純粋に楽しむこと!これを忘れずに継続していきたいと思います。

まとめ

ということで、つらつらと書いてみました。
技術的な記載が一切無くてすみません。別の機会にQiita本来の趣旨に沿うようなIoTネタはアップしていきます。

IoTというキーワードはもはや地上波のCMでも普通に登場するワードです。エンジニアとして楽しみながら遊ぶ時期から、プロダクトを世に出していく時期にきていると感じます。IoTLTでの話題も徐々にビジネスや高度な技術にシフトしていくかもしれませんが、技術を楽しむという基本スタンスを広島でも布教させていきたいと思います。

さて、明日は @minami1389227 さんです。

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