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Railsで育った僕がGraphQLに感動した話

Last updated at Posted at 2017-12-24

僕とRailsとREST

初めてのWeb言語が Ruby on Railsで
Railsから多くのものを学んだ自分にとっては

Railsは 最強のフレームワーク
RailsはREST,CRUDをベースにしており
それこそが最先端!
一番イケていると思い込んでいました。

なのでRailsGraphql書くなんて、、、、
そんな、、、Railsでも最も
大きなRailRESTから外れてしまうよ、、、
ありえない、、、って思っていたのですが、
いざ使ってみるとGraphql最高!と感じたので
それについて書きます。

RESTなAPI

レシピサイトを作るとします。

エンドポイント(基本GET)が下記の表になるとすると

endpoint 返す値
/recipes レシピのURL一覧
/recipes/:id idで指定されたレシピ一つ
/recipes/:id/foods idで指定されたレシピで使われる食材たち
/foods 食材URLたち
/foods/:id idで指定された食材
/foods/:id/recipes idで指定された食材が使われているレシピを表示

こんなかんじ。

レシピの一覧から食材情報ほうを取ろうとする

1.まず recipesでレシピのURL一覧を取得し

localhost/recipes

[
 {"url":"recipes/1"},
 {"url":"recipes/2"},
 {"url":"recipes/3"}
]

2.そのあとに上のrecipeのurlのidをもとにrecipeの詳細を取得します。

localhost/recipes/1

{
  "recipe": [
    {
      "recipe_id": 1,
      "user_id": 2,
      "title": "卵かけご飯",
      "description": "ご飯の上に卵をかけ、そのあと醤油をかけます。",
      "foods": [
        {
          "url": "/foods/1"
        },
        {
          "url": "/foods/2"
        },
        {
          "url": "/foods/3"
        }
      ]
    },
    {
      "recipe_id": 2,
      "user_id": 3,
      "title": "納豆ご飯",
      "description": "ご飯の上納豆を載せます。。",
      "foods": [
        {
          "url": "/foods/2"
        },
        {
          "url": "/foods/4"
        }
      ]
    }
  ]
}

3.上のfoodのurlのidをもとにfoodの詳細を取得します。

localhost/foods/1

{
"food_id":1,
"description":"卵",
"image":"egg.png"
}

URLが
resourceの場合は配列を返し、
resourceの場合は詳細情報を返すので
わかりやすいものの

foodまで情報を取ろうとすると
クライアントで何回もAPIにリクエストを送ることになります。

くずれたRESTなAPI

上のようにきっちり
RESTなAPIを実サービス書くことはないと思います。

僕が書く場合は
GET /recipes(レシピの一覧の食材を表示したい場合)対して

{
  "recipe": [
    {
      "recipe_id": 1,
      "user_id": 2,
      "title": "卵かけご飯",
      "description": "ご飯の上に卵をかけ、そのあと醤油をかけます。",
      "foods": [
        {
          "food_id": 1,
          "title": "たまご"
        },
        {
          "food_id": 2,
          "title": "ごはん"
        },
      {
          "food_id": 3,
          "title": "醤油"
        }

      ]
    },
   {
      "recipe_id": 2,
      "user_id": 3,
      "title": "納豆ご飯",
      "description": "ご飯の上納豆を載せます。",
      "foods": [
        {
          "food_id": 2,
          "title": "ごはん"
        },
        {
          "food_id": 4,
          "title": "納豆"
        }
      ]
    }
  ]
}

のようなレスポンスを返すように書くと思います。

ですが、listとは別に,画像のグリッドのページが作りたいなど
サービスによって様々な要求があり

URL?grid=trueのようなパラメータをつけて、コントローラーで制御したり、
新しいエンドポイント作り、処理はconcernに逃して、共通化したり
RESTを崩しながら、APIを作って行くと思います。

Graphqlでは

エンドポイントは一つなので
例えばPOST:localhost:3000/api/とします。
queryを一つ定義してしまえば、対応することでができます。

ここではレシピ一覧のqueryのみ書きますが、
すでにfood,recipequeryに定義されているとします。

例えば上のレシピ一覧の場合

graphql-rubyを参考

以下のgraphqのクエリをlocalhost:3000/api/に投げると

上のくずれたREST と同一の情報を取得することができます。

query 
 recieps {
  edge{
   node{
    recipe_id
    title
  image
    description 
    foods {
     edges{
       node{
         food_id
         title
       }
     }
   } 
  }
 }
}

edge,nodeはライブラリの仕様です、、、
ネストする場合必要です。

画像のグリッド表示にしたい場合は

foodにimageを付け加えれば良いので

query 
 recieps {
  edge{
   node{
    recipe_id
    title
    image
    description 
    foods {
     edges{
       node{
         food_id
         title
         image # ここ
       }
     }
   } 
  }
 }
}

食材をベースにしたレシピの一覧の場合は

レシピの画像と食材の画像を必要の両方必要とするなら
foodrecipeの両方に
imageをつければよいのです。

まとめ

graphqのクエリ

基本一つqueryを書いてしまえば
配列にすることも、ページネーションすることも容易です。

なのでコードもDRYにすることできます。

API側でqueryを実装してしまえば

クライアントが欲しい情報はクライアントで定義でき、
一つのリクエストで必要な情報を取得できます。

ドキュメントとエンドポイント

RESTで開発を進めて行くと
エンドポイントとドキュメントが膨大に増え
開発が苦しくなってきますが

Graphqlは一つのエンドポイントのみであり
定義されるスキーマにドキュメントが含まれているので
ドキュメントを省略することができます。

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