リーダブルコードを読みました
本書には、より良いコードとは短く、見やすく、わかりやすく、誤解のないコードであり、
具体的な実現方法やコードの誤解によって生じた問題の紹介などが記載されている。
概念としては、いつも意識しているものだが、具体的な例は良く迷う事項、
納得できる内容が多かったので、個人のメモとして特に参考になった箇所をまとめる。
参考になった点
■変数名は誤解がないよう分かりやすく
get→download
send→deliver
find→search
start→launch
make→create
ループイテレータi,j,k→たくさん使う場合はclub_i,member_i,user_iなど
size→size_mb
html→html_utf8
⇒値の単位や属性をつけるとより分かりやすい
■関数名なども誤解がないよう分かりやすく
filter→select or exclude
clip→truncate or remove
limit→限界値を含める場合はmin,max
start,stop→指定値を含む場合first,last、終わりを含めない場合begin,end
read_password→これから読み込むneed_password、読み込み済みuser_is_authenticated
■コードの美しさ
一貫性があることが重要
■制御フローの読みやすさ
不等号の向きは>になる方が読みやすい
条件式は肯定形を使う
単純な条件を先に書き、複雑な条件は後続に書く
do/whileは読みにくいので避け、whileを使う
関数の最後だけでなく、returnを早く返す
失敗はなるべ早く返すことでネストはできるだけ浅くする
複雑な式はわかりやすい名称の変数に格納することで理解しやすくする
書籍情報
リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)
Dustin Boswell (著), Trevor Foucher (著), 須藤 功平 (解説), 角 征典 (翻訳)