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Oracle 19Cの公式ドキュメントを読む 基本の初期化パラメータ編

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最近Oracle 19Cの利用を始めたため、公式ドキュメントを少しずつ読む。
個人のメモとして大切な個所は記事に残す。

Oracle 19Cの公式ドキュメント要約 基本の初期化パラメータ

初期化パラメータでは、主にパフォーマンスの制御などができる

・CLUSTER_DATABASE
→Oracle RAC(Oracleとインスタンスの関係を1対多にする)の使用可否
・COMPATIBLE
→Oracleの新しいリソース使用が可能になる、データベースをダウングレードできる
・CONTROL_FILES
→データベース構造を記述する制御ファイル名をカンマ区切りで指定する
・DB_BLOCK_SIZE
→DBのブロックサイズ(バイト)を指定する。(指定可能範囲は2048~32768)
・DB_CREATE_FILE_DEST
→Oracle Managed Files(データベース管理を容易にするもの)のデフォルト位置
・DB_CREATE_ONLINE_LOG_DEST_n
→Oracle管理の制御ファイルとオンラインREDOログのデフォルトの位置を指定
・DB_DOMAIN
→ネットワーク構造内でのデータベースの論理上の位置を指定
・DB_NAME
→最大8文字のデータベース識別子を指定
・DB_RECOVERY_FILE_DEST
→高速リカバリ領域のデフォルト位置を指定
・DB_RECOVERY_FILE_DEST_SIZE
→リカバリファイルで使用される合計領域に対する制限(バイト)
・DB_UNIQUE_NAME
→データベースに対しグローバルに一意の名前を指定
・INSTANCE_NUMBER
→記憶域パラメータFREELIST GROUPSで作成されたデータベースオブジェクトごとの空きリスト、
グループの1つにインスタンスをマップする一意の番号を指定
・LDAP_DIRECTORY_SYSAUTH
→管理権限を付与されたユーザーに対してディレクトリベースの認可を使用可能または禁止する
・LOG_ARCHIVE_DEST_n
→REDOログ・ファイルのアーカイブ先を指定
・LOG_ARCHIVE_DEST_STATE_n
→、対応する宛先の可用性状態を指定(enable,defer,alternate,reset)
・NLS_DATE_LANGUAGE
→、TO_DATE関数およびTO_CHAR関数によって戻される曜日名、月名および日付の略称
(a.m.、p.m.、AD、BC)に使用する言語を指定
・NLS_TERRITORY
→その地域の第二通貨記号(Euroなど)を指定。
・OPEN_CURSORS
→1つのセッションで同時にオープンできるカーソル(プライベートSQL領域へのハンドル)の最大数を指定。
デフォルトは50。
・PGA_AGGREGATE_TARGET
→インスタンスに接続されたすべてのサーバープロセスが使用できるターゲット集計PGAメモリーを指定
・PROCESSES
→Oracleに同時に接続できるオペレーティングシステムのユーザープロセスの最大数を指定
・REMOTE_LISTENER
→Oracle Netリモートリスナー(このインスタンスと異なるシステム上で実行中のリスナー)のアドレス
またはアドレスリストを解決するネットワーク名を指定
・REMOTE_LOGIN_PASSWORDFILE
→Oracleがパスワード・ファイルを確認するかどうかを指定
shared:一つ以上のデータベースがパスワードファイルを使用可能。
exclusive:1つのデータベースのみがパスワードファイルを使用可能。
none:パスワードファイルは無視される。特権ユーザーはOSによって認証される。
・SESSIONS
→システムに作成できるセッションの最大数を指定。
・SGA_TARGET
→すべてのSGAコンポーネントの合計サイズを指定。
指定しているとDB_CACHE_SIZE、SHARED_POOL_SIZE、LARGE_POOL_SIZE、JAVA_POOL_SIZE、STREAMS_POOL_SIZE
DATA_TRANSFER_CACHE_SIZEが自動チューニングされる。
・SHARED_SERVERS
→インスタンスの起動時に作成するサーバー・プロセスの数を指定。
・STAR_TRANSFORMATION_ENABLED
→コストベースの問合せ変換を、スタークエリーに適用するかどうかが判別される。
・UNDO_TABLESPACE
→インスタンスの起動時に使用するUNDO表領域を指定。

まとめ

最初に絶対設定変更しなければならない項目はなさそう。
まだよくわかっていない項目もあるので、加筆すると思います。

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