#はじめに
AWSの学習をしていて、際疑問に思ったことを書きます。
SSHでの接続
サーバーにインストールしたソフトウェアの操作には、SSHという仕組みを使ってリモート接続し、操作するのが通例だそうです。
参考書では、サーバー側でSSHを使用するためのプログラムであるデーモン※を動かし、クライアント側には、操作するためのソフトウェアをインストールする必要がある(PuttyやTera Termなど)と述べていましたが、
実際のところAWSを利用してアプリのデプロイ作業をしていて、ソフトウェアをインストールした覚えがありません。
そこでSSHクライアントについて調べてみたら、結論としてMacもWindowsもそれぞれソフトウェアをインストールする必要性は必須ではないことがわかりました。
その理由については以下の通りです。
●Macの場合
Mac OSでは初期状態としてターミナルがインストールされていて、ターミナルからSSHコマンドの利用ができるので、ソフトウェアを入れる必要がありません。
●Windowsの場合
Windows10 バージョン1803からは、SSHクライアントが組み込まれているので、特にシステム上で設定をする必要もなくSSHコマンドが使えるようになっています。
[Windowsの設定]-[アプリ]-[オプション機能]で入ると、OpenSSH クライアントがインストールされていることが確認できます。
現時点では、ここまでの理解ですが、ソフトウェアを入れることでプラスとなる点が何かしらあるはずなので、追々調べてみようと思います。
※デーモンとは
「デーモン(Daemon)」は、設定しておくと、アプリケーションを起動するときに、バックグラウンドでアプリケーションサーバを常時起動させておくことができます。
例として、railsでの開発環境でrails s -b 0.0.0.0で起動する場合、Ctrl+Cなどを行わないとターミナル上で別の作業ができません。
そのため、アプリケーション起動のコマンドが入力されたときに、アプリケーションサーバ(pumaなど)がデーモンとしてバックグラウンドで常時起動するように設定します。