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UbuntuでPyCharmインストールからHello Worldまでやってみた

Last updated at Posted at 2018-04-01

Anacondaを入れてみたものの、実はPyCharmもすごいらしいという風の噂を聞いたのでPycharmも入れてみた。

環境

OS:Ubuntu 16.04

PyCharmについて

風の噂で聞いたレベルなので、PyCharmって何者なのかがそもそもよくわかってない。

ものすごくざっくり言うと?

補完やエラーチェック等、あると便利な機能を良い感じに揃えてくれている統合開発環境(IDE)。
.NET系の開発で使用するVisual Studioと似た感覚なのかもしれない。

でもお高いんでしょ?

と思ったら、どうやら無料版がある。
PyCharmでは、有償のProffesional版と無償のCommunity版の二種類が提供されている模様。
とりあえずお試しとして使う程度なので、今回の記事はCommunity版で。
Professional版はフリートライアル期間もあるようなので、それを試してみて、気に入れば使うと良さそう。
参考までに、Professional版を利用する場合の料金はこちら。
https://www.jetbrains.com/pycharm/buy/#edition=commercial
image.png

Professional版とCommunity版の違いは?

公式HPにProfessional版とCommunity版の提供機能の比較表があったので、参考として。
開発の基本機能にはあまり差がなさそうですが、Web系の開発やデータサイエンス系でよく使うツールなんかはCommunity版では使えない模様。
逆に言えば、金を積めばAnaconda要らずでこの子だけでPythonはなんでもいけちゃう?

image.png

ちなみに、PyCharmは残念ながら日本語には対応していないとのこと。

PyCharm環境構築

ディストリビューションアーカイブのダウンロードと解凍

以下サイトからPycharmのディストリビューションをダウンロード
https://www.jetbrains.com/pycharm/download/#section=linux

image.png

個人情報の使用についての同意のページに遷移するが、
何も入力しなくても.tar.gz拡張子のファイルはダウンロードされたので、この画面では特に何もせずに作業続行。
image.png

ダウンロードした「pycharm-community-2018.1.tar.gz」を解凍。
解凍前
image.png

解凍後
image.png

PyCharmのインストール

インストールはコマンドベースで行うので、端末を開く。

まずは先ほど解凍したフォルダのbinに移動。

cd {解凍先フォルダ}/pycharm-community-2018.1/bin

binフォルダ配下のpycharm.shを実行。

./pycharm.sh

すると、こんな画面が出てくるはず。
PyCharmの設定ファイルの指定有無を聞いているみたい。
古いバージョンのPyCharmを使っていて、設定を引き継ぎたい場合にしているする、といったところかな。
今回はDo not import settingsのままOK
image.png

UIのテーマ指定。
後で変更できると書いてあるので、お好みでどうぞ。
image.png

お次は起動スクリプトの指定。
こちらも後で変更できるので、お好みで。
image.png

最後はプラグインのダウンロード。
これも必要であれば後でダウンロード可能。
image.png

この画面までいったら、とりあえず完了!

image.png

Hello Worldをやってみる

ここまでできたらHello worldとかやりたくなっちゃいますよね??
そうでなくても勝手にやる。

プロジェクトを作成

image.png

プロジェクトの作成先のフォルダを指定。
image.png

作成が完了すると、tipsを確認できるダイアログと作成したプロジェクトが表示される。
ここではとりあえずtipsはClose
image.png

pythonファイルを作成

とりあえずPythonファイルを作成する。
作成したプロジェクト名のフォルダ部分で右クリック->New->Python File

image.png

Nameは適当につけて、KindはPython fileを選択。
image.png

OKで次へ
image.png

Hello Worldやってみる

HelloWorld.pyというファイルができたので、

HelloWorld.py
print('Hello World!')

と入れてみる。
print
まで入れたところでメソッド候補が出てきた。なんか有能な雰囲気がする。
image.png

メニューバーのRun->Run で実行してみる。
image.png

ここではHelloWorldを選択。
(Edit Configurationsを選択すると、実行時の細かい設定がいろいろできるみたい)
image.png

ちゃんと出力されている。わーい。
image.png

これでインストールからHelloWorldまで完了。

ファイル作成時にJupyterNotebookってのが出てきたり、実行時にどんな設定ができるのか、デバッグはどんな感じなのか、気になることが山積みだけど、いろいろ触ってみてからまた別で記事を書く(つもり)。


記事の投稿後に、作成したPythonファイルのHelloの綴りが間違っていることに気がついた。めちゃくちゃ恥ずかしい…

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