自分用のメモとして残しておきます.
構築の目標
- Homebrewのinstall失敗を防ぐために,resolv.confの作成
- Homebrewのインストール
- fishのインストール
- StarShipのインストールと適用
※WSLでUbuntuを使えるようにするところまでは省略します.
Homebrewのinstall失敗を防ぐ
自分の環境では,特に設定しないままHomebrewを使うとbrew install
が成功しないことが多々あった.
それを防ぐための設定を最初に行う.
エディタはvimで進めていく.
/etc/wsl.confというファイルを作る
sudo vim /etc/wsl.conf
ファイルが開けたら,以下を記入する.
これを記載することで,後述のDNSサーバー指定用ファイル/etc/resolv.conf
が再生成されなくなる.
[network]
generateResolvConf = false
WSLを再起動する
自分の環境では,この手順をふまないと,再起動したときに/etc/resolv.conf
が消えた.
DNS設定用ファイル/etc/resolv.conf
を作る.
sudo vim /etc/resolv.conf
下記を記載する.
8.8.8.8はGoogleのDNSサーバーです.
nameserver 8.8.8.8
Homebrewのインストール
事前準備
ひとまずこれ
sudo apt update && sudo apt upgrade -y
準備
homebrewを入れる前にこれをしておく
sudo apt-get install build-essential procps curl file git
インストール
Homebrew公式に則ってインストールする.
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
bashにパスを通す
公式のドキュメントに則ってパスを通す.
これをやったあと一度WSLを起動し直す.
test -d ~/.linuxbrew && eval "$(~/.linuxbrew/bin/brew shellenv)"
test -d /home/linuxbrew/.linuxbrew && eval "$(/home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/brew shellenv)"
test -r ~/.bash_profile && echo "eval \"\$($(brew --prefix)/bin/brew shellenv)\"" >> ~/.bash_profile
echo "eval \"\$($(brew --prefix)/bin/brew shellenv)\"" >> ~/.profile
Homebrewがインストールできているか確認する.
何でもいいからbrew
を使ってみる.
自分はbrew doctor
使いがち.
brew doctor
fishのインストール
先程導入したHomeberwを使ってfish shell をインストールする.
下記のコマンドでインストールできる.
brew install fish
デフォルトのシェルをfishにする.
1. fishの場所を探す.
which fish
これを入力すると,fishの場所が返ってくる.私の場合は/home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/fish
だった.
2. Ubuntuに有効なシェルであることを伝えるためにetc/shells
にfishの場所を書き込む.
sudo sh -c "echo /home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/fish >> /etc/shells"
3. デフォルトのシェルとしてfishを登録する.
chsh -s /home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/fish
4. wslを起動し直して,シェルが変わっていることを確認する.
見た目でわかるが,一応echo $SHELL
で現在使っているシェルが確認できる.
fishでbrewのパスを通す
fishの設定ファイル~/.config/fish/config.fish
にbrewを書き込む
echo 'eval (/home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/brew shellenv)' >> ~/.config/fish/config.fish
StarShipのインストールと適用
ほとんどStarShip公式の説明どおりに導入すればOK
NerdFontじゃないと表示がおかしくなるので,その辺は確認しておく.
インストール
インストールはbrewを使う.
brew install starship
パスを通す.
starshipを起動できるように下記のコマンドで~/.config/fish/config.fish
に追加する.
echo starship init fish | source >> ~/.config/fish/config.fish
starshipの設定ファイルを作る.
見た目とかはここをいじって整える.
mkdir -p ~/.config && touch ~/.config/starship.toml
以上!!
参考リスト
[1] keisukesan,WSL2 で Homebrew 使おうとしたけど 、ことごとく install 失敗するんだが,Qiita,https://qiita.com/keisukesan/items/7ec851b1ad3032de3925
[2] Homebrew, https://brew.sh/index_ja
[3] N04h, Zenn, https://zenn.dev/n04h/scraps/8cb5cb935fda10
[4] StarShip https://starship.rs/ja-jp/