どこにいても簡単な操作で手元で共有できるアプリ!
こんにちは!
少しずつ最新のテクノロジーに触れ感動している雑草パンダこと雑パンです!
普段は小売店舗の新規出店に携わっており、業種で言えば一般的には不動産業となります!
そんな私が最近、Glideという簡単にアプリが作れるツールを知ったので、普段の業務に活かせないかと考えた中で各物件情報の管理について課題があることに気づきました。現状Excel sheetで管理や物件対する業務の進捗等を行っていますが、部署内での物件の共有やPCでないと確認できなかったりと不便を感じていたため、Glideを使って誰でも手元でサクサク確認できるアプリを作成しようと考えました。
作成前から「Google spread sheet」で管理すれば?という声もありそうだが、外出先で物件情報を確認することも多いこと、またExcel sheetはスマホで確認しにくい事や、スマホでは物件の検索も中々大変ということもあり、Glideを活用する事にしました。
完成品
確認したい物件を簡単に検索でき、追加情報も簡単に行える!
#protoout #glide #アプリ
— 雑草パンダ (@m0526579) February 8, 2024
#不動産
社内でスマホで手軽に共有できるアプリをGlide作成しました! pic.twitter.com/5IWkdbaosT
初心者でも30分もあれば簡単に作成できてしまう!
データを入れたらGlideがアプリを作ってくれました!
スマホ画面でもちゃんと動く。
今回Glideを選択した理由は無料でアプリやサイトを作成可能なノーコードツールだからです。
他にも機能として、他のユーザーが作成したテンプレートをコピーしてアプリ化できます。
材料
作り方
1.Google スプレッドシートを作成
普段Excel sheet内に管理されていたものを、Google spread sheetに置き換えました。
※Google spread sheetにざっくりと打ち込むだけ大丈夫!ただし、結合などを使うとGlideで上手く反映してくれません
2.Glideにアプリを作ってもらう
Glideにログインし、New appを選択する
Crate new appの中から「import」を選択する
import date into Glide Tablesの中から「Google spread sheet」を選択する
リストから使いたい画面デザインを選ぶ
選択したデザインに合わせてGlideが考えます。
そしてあっという間に、Glideがアプリを作ってくれます!
3.Glideを調整する
①画像を入れる
地味なんでcanvaを使う!まずはSNSの、「正方形」を選びます。
canvaで作ったイラストや加工した画像はGoogle spread sheetに列を足して追加しても反映されないため、私はGlideに直接追加しました。Glide画面上のimageを選択してイラストや画像を追加する事ができます。
すると、データが反映されます。
②チャット機能を追加する
Navigationの隣にある「+」を押してChatを選ぶと、勝手にチャットのシートが作成されます。
③ユーザーを登録する
このアプリを使ってほしい人を登録します。
スマホ画面下部の「Users」を押し、画面上部の「+Add」を押して、名前やメールアドレスを登録します。
4.公開する
公開
「Share」を押すと、公開される。使ってほしい人(「Users in the users table」に記載した人)へは、QRを送ったり、登録したメールアドレスに招待メールを送信することも可能です。
5. 使い勝手を聞いてみる
作ったアプリを使ってもらう相手は、上司Aさん(男性、50代)と、上司Bさん(男性、40代)に頼みました。
・良かった点
・使ってみての率直な感想
・このアプリをもっと良くするにはどんな機能か
上司Aさん(男性、50代)
- 良かった点
- 手軽に扱えて良い
- Excel sheetより見やすい
- 使ってみての率直な感想
- 見た目がスッキリしている
- 見た目がスッキリしている
- もっと良くするには何が必要か
- 物件ごとの進捗が言語ではなく、ガントチャート等で確認できると良い
- 情報漏洩の観点からセキュリティが心配
ガントチャートを追加して、進捗を連動させるのは今の私には難しい。
セキュリティについてはごもっともな意見だと思う。試作品から実用化になれば必然的に必要になると考えているので、直ぐに改善する必要もないかな。
上司Bさん(男性、40代)
- 良かった点
- とにかく見やすい
- 他エリアや過去の物件等が直ぐ確認できて良い
- シンプルで操作しやすい
- もっと良くするには何が必要か
- 物件資料が保管されている場所に飛べると良い
- エリア別に分けて管理されていると良い
確かに物件資料の保管先まで飛べたらいいけど、有料でないと出来ない可能性が高い事と、会社のセキュリティ的に外部と繋ぐことは出来ないよう。エリア別に管理するのはsheetを分ければ可能なので修正を行いたいと思います。
6. 失敗や時間を費やした箇所
(1) Google スプレッドシート
Google spread sheetを作成しデータを最初は複雑に行っていたため、Glideが上手く機能してくれませんでした。(結合されたセルがうまく反映してくれない)
Google spread sheetを作成してはGlideを立ち上げ上手く反映していないと何度も削除を行いGlideの立ち上げを繰り返し行っていた為、無駄に時間を費やしました。
(2) 画像やイラスト
単に英語等の表記が多いのでどれを選択して進んでいっていいか分からず、とにかく色んな所を押して闇雲に進めていました。
6. 改善
部署の方々にいただいた意見を基に修正を行います。
エリア別に管理できるようシートを追加し修正を行います。
ついでにアイコン等も変更してみました。
Glideで作ったアプリを一部修正しました!
— 雑草パンダ (@m0526579) February 9, 2024
シートを追加しました。#protoout#Glide#アプリ pic.twitter.com/Fu23T8E95O
7.最後に
Glide上で試していない機能の確認を行ったり有料プランに変更すれば、今回作成したアプリも、よりブラッシュアップができ実用的なものになると思うので、頂いた意見を基に再考を続けてみいこうと思います。また、実際に試作品を使ってもらい感じたのは、クリエーターとしては達成感と使いやすさが向上した事で喜びを感じていたが、ユーザーからすると不満もあるように感じました。その感覚の差は自分自身も作成中に早く実装させることだけを目的にしたためだろうと感じています。実用化も含め試作品を作る上でクリエーターとユーザーとの感覚(目的)の差を埋めていく事でより良い物ができると更に実感しました。