これはディップ Advent Calendar 2019 の7日目の記事です。
はじめに
Slackのワークフロービルダー機能を使って、メンバを褒める仕組みを作ってみたお話です。
以下のポイントを軸に、チーム内のコミュニケーションのカイゼンを目指しました。
- 送り手の不安を解消すること。
- 「リアクションがないとコメントを見てくれているか不安...」
- 「お願いしたことはちゃんとやってくれたかな...」
- 「過去のコメントについたリアクションをいちいち確認するのも地味に面倒くさい...」
- 受け手のポジティブな感情を引き出すこと。
- 「リアクションするのがちょっと楽しい!確認したらちゃんとリアクションしよう!」
- 「些細なことでも褒めらるとちょっと嬉しい!積極的に対応しよう!」
- 何より、なるべくサクッと実現できること。
背景
うちではSlackをいろんなシーンで活用しています。
仕事や技術の話だけでなく、ちょっとした雑談も、アラート等さまざまなツールとの連携も...
ちょっとしたお願いなどをSlackで投げることも多いのですが、
そのコメントに対し「誰が」「いつ」対応してくれたかを把握するのに、ちょっと不便さを感じていました。
そんな折、2019年10月にSlackの「ワークフロービルダー」機能がリリースされ、
これを活用すればサクッと解決できるのでは?と思い、早速使ってみることにしました。
やったこと
Slackのワークフロービルダーの設定
これだけです。コーディングなし。数分で完了!
より具体的な設定方法や事例は公式にも載っているので、ここでは省略します。
今回おこなった具体的な設定は以下の通り。
- チームの会話用チャンネルで、
- 特定のリアクション(今回は
済
のカスタム絵文字)を押した時に、 - 「たいへんよくできました」と、スレッドに自動的にメッセージが送信される。
何が嬉しいの?
作ったものはとてもシンプルなのですが、実際に使ってみてこんなメリットが実感できています。
- リアクションを押したタイミングでメッセージが送信される(残る)ので、いつリアクションしたかが分かる
- メッセージ内に
リアクションしたメンバー
を埋め込むことで、誰がリアクションしたかが分かる - スレッドにメッセージが送信されることで通知が受け取れ、送り手がリアクションに気付きやすい
- メンション付きでメッセージが送信されるので、自分宛に褒めてもらえた受け手はちょっと嬉しい気持ちになる
まとめ
Slackの便利機能が増えていくのは嬉しいし、利用してカイゼンしていくのは楽しい!
用意されているテンプレートも活用したいと思いつつ、未着手...
他にもアイデアや活用事例があればぜひコメントで教えてください!
ちなみに、この機能は一度リアクションを外してもう一度付けると、再び褒めてもらえます。
何度もやると何度もメッセージが送られて、それはそれでちょっとウザいのが玉に瑕...笑