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不動産・建築の情報流路のデジタル産業インフラをつくっています

Last updated at Posted at 2024-12-21

はじめに

トグルホールディングスの新谷です。AI開発の責任者をしています。

「不動産」「建築」「金融」というまちづくりの3大要素を、AIを活用してひとつの統合基盤へと結実させる――。
私たちトグルホールディングスは、かつて存在しなかった新種の「デジタル産業インフラ」を創り上げることをミッションとするスタートアップです。

私たちが向かう世界では、不動産・建築・金融を取り巻く情報空間が、どのような形を成しているのか、その紹介ができればと思います。

地図が「地球」を映しはじめた

近年、地図アプリケーションは飛躍的な進化を遂げています。
これは、デバイスや通信技術に加え、データのクオリティ、さらにはアプリケーションの発展の影響が大きいです。
もはや地図は、原始としての「位置関係図」から「地球を映す立体情報空間」へと変貌を遂げてきています。私たちはデジタルツインをこのように捉えています。

デジタルツインの発展により起きる変化

これまで、不動産といえば地図、建物といえば図面、いった形でバラバラに管理されていました。
ただ、不動産や建築の情報は必ず、ある「場所」に依拠しています。
この事実が意味するのは、今来のデジタルツインの発展により、不動産・建築の情報は、それぞれ高次元のデータのまま、地図上に同居していくことが予想される、ということです。

敷地にかかる法令制限の確認や、地盤・高さの把握、さらには建築設計まで、全てが地図上で行われる未来も近いと考えます。

これら変化は、私たちのミッションである、「不動産・建築・金融をひとつにまとめる新しいデジタル産業インフラをつくる」の道中に起きている必然的な出来事だと言えます。

トグルがつくるプロダクト

私たちは、「街の“未来”を描く地図」を開発しています。

plateau_mini.gif

vc_lite.gif

「3D地図を上空から眺め、都市の概況を把握。開発余地のある領域を見つけ、その場に建つべき建物をAIで計算する。それは街の”未来”を見ることだ」
動画は こちら

コア技術となるのは、建築基準法を遵守した最大・最適な建物プランを自動作成するAI技術です。
この技術によって、デジタルツインという場で、街の現在と未来をなめらかに繋いでいます。

Plateau_digital_twin.gif

このように、PLATEAUデータをはじめ、国土交通省や国土地理院など、さまざまなGISデータや3Dデータを取り込み、独自のAI技術と掛け合わせることで、抜本的に新しいプロダクトを生み出しています。

まちづくりにおける、情報流路のインフラをつくる

建築は、単純に「建物をつくる」行為ではありません。
それは「街」という巨大な情報空間の中から条件を導き、法や条例に適合させながら、人間や自然の未来の営みをデザインする、極めて複雑なプロセスです。

新しい建物が街に建っていくーー。
このプロセスの中で、街の情報空間と、人の思案に基づく未来のデザイン、そしてリアルを、何度も行き来します。
私たちが目指すデジタル産業インフラは、このサイクルをなめらかにつなぎ、都市開発や不動産業務を一元的かつ合理的に進めるための「流路」となることを見据えています。

最後に

もしこの世界観に共鳴していただいた方は、ぜひ一度ご連絡ください。
私たちが創ろうとしているのは、まったく新しいデジタル産業インフラです。
共に、すべてのまちと、まちをつくる人たちの”未来”を描いていきましょう。

MISSION: すべてのまちと、まちをつくる人たちのために

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