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SEO対策の基本を考えてみた

Last updated at Posted at 2022-10-17

以前SEO対策を前職で行っていて、久々にSEOにふれる機会があったのでSEO対策の振り返りと再理解(整理?)のために記載してみました

SEO対策とは

SEOは Search Engine Optimization:検索エンジン最適化 で検索サイトの検索結果の上位にくるようにする対策のことである

ターゲットとする検索サイト

日本の検索サイトはGoogleとYahoo!の上位2社で95%ぐらいを網羅できる
Yahoo!はGoogleの検索エンジンを採用しているのでGoogleに向けた対応をおこなえば良い

SEO対策にて行うこと

目指すべき対策と行ってはいけない対策があり、前者を「ホワイトハットSEO」、後者を「ブラックハットSEO」と言う
なお、SEO対策は確立したものはなく、検索エンジンのアップデートにより日々更新が行われているので、頻繁にキーワードの順位の確認と対策を行っていく必要がある

ホワイトハットSEO

以下の2つの要素がもっとも影響が大きいと言われている

  • 検索者の検索意図を満たしていて内容が最新で充実している
  • 外部の人気が高いサイトから多数のリンクを得ている

他にもあるので少し具体的に記載していく

キーワードの選定

ターゲットとしたいユーザがどのようなキーワードを使用して目的とするサイト(商品)に到達するかを考える

コンテンツ

  • 内容に精通した専門家によって記載され、かつ詳細で充実していること
  • Googleはユーザがサイトを検索する可能性が高いキーワードをサイト内に含めることを推奨している
  • 製品の固有名詞ではなく一般名称を検索したり、機能名も同様に一般的な名称が検索されることもあるのでこれらも含めて盛り込む

HTMLによる最適化

  • title、meta、strong、hnの各要素などを重要視すると言われている
  • titleが同じだと同一ページと認識されるため地域名などをいれ、差別化する
  • 別サイトであっても同じtitleの場合は類似サイトとみなされることがあり、対象とならないことがあるのでサイト名を追加する
    → title:「メインテーマ」「サブテーマ」|「サイト名」
  • 中でもtitleとh1は最重要、キーワードを盛り込んでスタイルシートで修飾すると検索エンジンにも重要と判断される
  • HTMLファイルの15MB以上は対象外となる
  • ページの読み込み後、レイアウトが大きく変わることはないか(画像の読み込みなどで位置が変わる場合はペナルティの対象となることがあるらしい→サイズ指定するなど対策を講じる)
  • 画像ALT内は正しく設定されているか

最新の情報に更新する

  • 新しい情報を優遇する QDF(Query Deserves Freshness)と言うらしい

更新が頻繁なサイトほど上位に来る

タイトル、説明文、見出しと内容の一貫性

botから閲覧されるときにテキストの内容に基づいて整理され

  • 何が書かれているページか
  • あるキーワードにどのくらい関連性があるか判断している
  • 一貫性がないと支離滅裂なコンテンツとして評価されなくなる

被リンク

対象のページにどのくらいの被リンクがあるか

  • 有名サイトであれば効果倍増
  • キーワードと関連性が高いと更に良い
  • 数が多いほど上位に来やすい

対策としては以下が考えられる

  • 他の関連するサイトにリンクを求めたり、自己が運営する既存サイトから適切なリンクを入れたりするような対策を行う
  • ユーザに役立つページを作成することにより、ユーザから被リンクを得ることを目的することも対策
  • SNSの投稿ボタンを追加する対応も有効
  • リダイレクトすると効果がなくなるので、リンク元のURLを変更する(してもらう)こと

ページの表示速度

遅いとGoogleから警告が来て改善できなければペナルティの可能性

  • サイトの応答速度
  • ページの軽量化

クローラー(Bot)対策

  • robots.txtの設定
  • sitemap.xmlを最新に更新
  • サイトマップページの作成
    ・Botはハイパーリンクを辿って巡回を行うのでサイトマップを作成することでインデックスされやすくなる
    ・すべてのページを網羅するとそのサイトにたどり着いたときに全体がインデックスされやすくなる

SSLの推奨

SSLを公式に優遇するとしている。なお、非SSLサイトは別サイトと認識されるため使用していない場合は効果が分散しないようにリダイレクトしておく
なお、以下に注意が必要

  • セキュアでない依存関係が含まれていない
  • HTTP ページへの rel="canonical" リンク
  • 「noindex robots」やrobots.txtの取り扱い
  • TLS証明書が有効

検索結果ページのクリックが多いほど有利

  • 同一のページと認識されるためタイトルは普遍的なものがよい
    ・変更した場合は新たなサイトと判断されて以前の優位性が引き継がれない事がある
    ※タイトルの変更に関しては他で記載もされていないし、テストもできなかったのでファクトがないですが、以前身近なところで話題があったので記載しました

モバイル向けインデックス

  • 検索結果はPC向けとモバイル向けで異なる
    モバイル対応でないページはモバイル向けインデックスでは順位が下る

ブラックハットSEO

  • 検索順位を上げるだけの目的で好ましくない手法
  • 結果から削除などのペナルティがある

好ましくないサイトからのリンク

  • 検索スパムサイトからのリンク
  • リンクの売買

もし、ブラックリストサイトに含まれている場合は再審査リクエストとリンク拒否ツールから申請する

好ましくないコンテンツ、HTML

  • ユーザには見えない文字(隠し文字)を埋め込む
  • 見えない隠しリンクを入れる
  • Googlebotとユーザが見るページが違うような対応、クローキング
  • 複製されたサイトが複数ある

振り返ってみて

こんなのあったなとか思い出しながら書いていました。パンダアップデート以降はあまり大きく変わっていないようにも思いましたが、基本方針がぶれていないからですね(素晴らしい!)。しかし、検索エンジンのアップデートは時々行われているので、実際にサイトのSEO対策を行うと日々試行錯誤しながら改善を行っていくようになり、想定通り順位が上がったときはめっちゃ嬉しいですよね。。。。。(逆はつらい)

読んでいただきありがとうございました。

出筆時に以下のページを参考にさせていただきました

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