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はじめに
多くのソフトウェアをダウンロードする際に、ハッシュ値が同時に公開されているが、これまでそれについて深く考えたことはなかった。実際、ハッシュ値の確認方法すら知らなかった。 -
ハッシュ値の確認方法の調査
しかし、調査を行うと、ハッシュ値の確認方法が意外と簡単であることが分かった。 -
SHA-256ハッシュ値確認バッチファイルの作成
バッチファイルの学習を兼ねて、SHA-256ハッシュ値を確認できるバッチファイルを作成した。 -
遅延環境変数
遅延環境変数(enabledelayedexpansion)について、デメリットもあるみたいなので調査。
SHA-256ハッシュ値確認バッチファイル
@echo off
setlocal enabledelayedexpansion
REM ユーザーにファイル名の入力を促す
echo ファイル名を入力してください:
set /p "filename="
REM 入力されたファイル名が存在するかどうかを確認する
if not exist "%filename%" (
echo Error: File not found: %filename%
pause
exit /b 1
)
REM certutilコマンドを使用して、入力されたファイルのSHA-256ハッシュを計算する
REM findコマンドを使って、"hash"という文字列を含まない行だけを抽出し、ハッシュ値を取得する
for /f "tokens=*" %%a in ('certutil -hashfile "%filename%" SHA256 ^| find /v "hash"') do (
set "hash_value=%%a"
)
REM 計算されたSHA-256ハッシュ値を表示する
echo SHA-256ハッシュ値: %hash_value%
endlocal
REM 結果を表示したままにするために、一時停止する
pause