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いえらぶAdvent Calendar 2019

Day 11

DynamoDBを触ってみる#1

Last updated at Posted at 2019-12-11

いえらぶのAdventCalendarの11日目です。

Dev開発合宿(いえらぶの開発合宿)で作ったチャットをもっとブラッシュアップすべく、チャット用のDBを構築中です。
たまには業務で使わないものも触ってみようと、AWSのDynamoDBを使っています。

Amazon DynamoDBの特徴

  • 大規模サービスや急激な利用率向上するサービスに向いている。
  • Nosqlのデータベース(key-value型)
  • マネージド型
  • オートスケールが可能
  • サーバーレス

公式サイト曰く、
「1 日に 10 兆件以上のリクエストを処理することができ、毎秒 2,000 万件を超えるリクエストをサポート」

1. DynamoDB Localを使えるようにする

DynamoDBはAWSのサービスだから開発も本番でやるかなと思っていたら、
天下のAWS様はDynamoDBのローカル環境を用意してくれているので、さっそくインストール。
個人の開発環境はDockerなので、Docker Imageを使用しています。

##手順

1. docker-compose.ymlで以下を記述

docker-compose.yml
  dynamodb:
    image: amazon/dynamodb-local
    container_name: dynamodb
    volumes:
       - ./chat/db:/home/dynamodblocal/data
    ports:
      - 5984:5984
    command: "-jar DynamoDBLocal.jar -port 5984 -dbPath ./data -sharedDb"

※ portsのデフォルトは8000

2. docker compose up

3. DynamoDB JavaScript Shellを開く。

URL: http://localhost:5984/shell/
このShell上でテーブル作成ができます。MysqlでいうphpMyAdminみたいなものです。

screencapture-localhost-5984-shell-2019-12-04-22_56_20.png

2.テーブルを作成する

ローカルの開発環境ができたので、次はchat用のテーブルを作ります。
今回は簡単なチャットを作りたいので、とりあえず以下ができるようにします。

## chatの仕様
* APIでチャットルームを呼び出せる。
* チャットルームに入ると、過去のやり取りを確認できる。
* メッセージを入力して「送信」を押すと、メッセージを送信することができる。
* メッセージが即時で相手方にも表示される。

## 保持したいデータ
* メッセージ内容 (string型、とりあえずテキストのみ)
* 送信者 (int型、idで管理する)
* 送信日時 (マイクロ秒まで取得)

DyanamoDB Localでは、テーブル作成の補助機能があるので、それを使うと早いです。
右上の>のアイコンをクリック→CreateTableを押します。
image.png

サンプルコードを以下のように修正して、クエリを流すとテーブルが出来上がります。

var params = {
    TableName: 'chat',
    KeySchema: [
        {
            AttributeName: 'room_id',
            KeyType: 'HASH',
        },
        {
            AttributeName: 'created', 
            KeyType: 'RANGE', 
        }
    ],
    AttributeDefinitions: [
        {
            AttributeName: 'room_id',
            AttributeType: 'N',
        },
        {
            AttributeName: 'created',
            AttributeType: 'N',
        },
    ],
    ProvisionedThroughput: {
        ReadCapacityUnits: 1, 
        WriteCapacityUnits: 1, 
    },
};
dynamodb.createTable(params, function(err, data) {
    if (err) ppJson(err); // an error occurred
    else ppJson(data); // successful response
});
  • TableName: テーブル名
  • KeySchema: 指定の仕方は、HashのみとHash&Rengeの2種類ある。データ取得をする際に、今回は作成日時で絞りたいので、Hash&Rengeタイプを使います。

まとめ

NoSQL初めて触りましたが、RDBとは全然違うので仕組みの理解に時間がかかります。
チャットからの読み込み&書き込みについてはまた後日。

参考

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