はじめに
みなさんこんにちは、三井情報株式会社です。
今回は、Xanaduリリースで追加されたClone Admin Consoleの新機能概要についてご紹介いたします。
リリースノートの記載だと機能の内容がわかりにくい、と思われていた方にご覧いただければと思います。
新機能概要
ターゲットインスタンスの追加
以前のClone Admin Consoleでは、Target Instanceの追加時にページ遷移が必要でしたが、Xanaduリリースによりページを遷移せずにインスタンスの追加・既存のインスタンスの選択ができるようになりました。
Backup options
Optional settingsのGeneralタブに「Backup options」が追加されました。「Backup options」は、クローンリクエストが使用するバックアップを指定するオプションです。
Most recent :
インスタンスの最新のバックアップを使用してクローンを実施します。
On-demand backup :
クローン直前にバックアップを取得してクローンするため、直近の状態でクローンが可能になります。
クローンはバックアップが完了した後に開始されるため、クローン完了時間が大幅に長くなる可能性があります。
クローン履歴の表示
Clone Admin Consoleからクローンリクエストを行った場合と、System Cloneからクローンリクエストを行った場合でクローン履歴の表示場所が異なります。
Clone Admin Consoleでのクローン履歴の表示
[All] > [Clone Admin Console] > [Clone Home] の [My Clones]から表示できます。
System Cloneでのクローン履歴の表示
[All] > [System Clone] > [Live Clones] > [Clone History] から表示できます。
参考
本記事は、以下のドキュメントを参照しています。
https://www.servicenow.com/docs/ja-JP/bundle/xanadu-release-notes/page/release-notes/now-platform-administration/clone-admin-console-rn.html
おわりに
本記事では、Clone Admin Consoleの新機能概要についてご紹介させていただきました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。