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Pleasanterのテーブル設定とDBの関係

Last updated at Posted at 2025-03-05

前置き

Pleasanterは業務に合わせて必要な項目を追加変更して、柔軟にテーブルを自由に作成できますが、DBってどんな構成になっているのか気になりませんか?今回は、Pleasanterのテーブル設定とDBの関係について整理してみたいと思います。

テーブルを用意

実際にPleasanterのテーブルを用意して確認してみたいと思います。

1テーブル目

image.png

記録テーブルを用意、分類A/B/Cを有効化して以下のように設定しています

カラム名 表示名
分類A 動物 ライオン
分類B 野菜 白菜
分類C 都道府県 神奈川県

2テーブル目

image.png

こちらも記録テーブルで分類A/B/Cを有効化し、以下のように設定しています

カラム名 表示名
分類A 昆虫 カブトムシ
分類B 果物 リンゴ
分類C 国名 イギリス

DBを見てみる

記録テーブルなので、DBではResultsテーブルを参照します。

image.png

中を見てみると、ClassAからClassZまですでに項目が設定されていることがわかると思います。(NumやDateなども同様に)

その上で、今回作成したテーブルのデータを参照してみます。SiteId=1678が1テーブル目、1680が2テーブル目です。項目ClassAを見ると、1テーブル目のレコードはライオン、2テーブル目レコードにはカブトムシが設定されています。

Pleasanter上のテーブルでは別々のテーブルですが、DB上では同じテーブル(Results)の同じ項目を共有していることがわかります。

テーブルの設定はどこに?

そうなってくると、画面の表示名(今回でいうところの、「動物」や「昆虫」)はどこで制御しているのでしょうか?

image.png

DBのSiteテーブルを参照してみます。ここの項目SiteSettingsに注目。Jsonファイルが格納されているので、中を覗いてみます。

image.png

SiteId = 1678のSiteSettingsです。LabelTextに各項目の表示名が設定されていることがわかります。ここでテーブルの設定情報を管理しています。Siteテーブルの情報と、Resultsのデータを組み合わせることで、Pleasanterの画面は構成されています。

(ちなみに、サイトパッケージの元となる情報がこのSiteSettingsになります。)

絵にまとめてみる

image.png

Resutsのテーブルデータと、SitesのSiteSettingsを組み合わせることで、Pleasanterのテーブルを表現しています。

ちなみに

Pleasanterのテーブルの管理から、ある項目を”無効化”した場合、既に登録してあったデータってどうなるの?っと、よく聞かれるのですが、この仕組みを踏まえると、イメージが付きやすいと思います。

やってみます。

1つ目のテーブル(SiteId = 1678)の項目”動物”(分類A)を無効にします。

image.png

無効化した上で、SiteテーブルのSiteSettingsを見てみます。

image.png

EditorColumnHashがエディタで有効化されている項目を司っているのですが、ClassAが無くなっていることがわかります。(ちなみに、Columns項目は初期化されていないため、表示名の設定自体は残ります)

DBを見てみます。

image.png

このように、テーブルの管理から無効化するだけで、DBのデータが削除されることはありません。つまり、再度有効化した場合、登録データもそのままだということです。

補足

今回は、記録テーブルで試してみましたが、期限付きテーブルの場合、DBに保存されるテーブルはIssuesになります。期限付きの場合はResultsをIssuesによみかえてみてくださ

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