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この記事は クラウドワークス グループ Advent Calendar 2024 シーズン3の20日目の記事です。

はじめに

こんにちは。2024年11月からクラウドワークスグループへ参画した株式会社インゲートにて、バックエンドエンジニアとして働く@m-imamura0227です。

2024年現在、ITエンジニアとして働き始めておよそ10年近く経っているのですが、
今年になって初めて技術カンファレンスというものに参加しました。
(スピーカーとして登壇したわけではなく、一般参加者としての参加です)

具体的には、以下3つのカンファレンスに参加しました。

いずれのカンファレンスも非常に楽しく、大変有意義なものでした。

技術カンファレンスに参加するまでは、「こういったカンファレンスは優秀な技術者の方々…いわゆる、"つよつよエンジニア"の方々が主に対象のものなんだろうな」と、なんとなく思っていました。
しかし、実際に参加してみて、決してそんなことはなかったと身をもって知ることができました。

そこでこの記事では、主に以下のような方々をターゲットに、
私が感じた「技術カンファレンスに参加することで得られるメリット」をまとめたいと思います。

  • 技術カンファレンスに参加したことがない
  • 興味はあるが、参加のハードルがなんとなく高そうだと感じている

技術カンファレンスに参加したことのない方がこの記事を読み、
心理的なハードルを下げて頂くとともに、少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

課題解決のための知見を、当事者から直接得ることができる

過去に発生した課題や問題に対して、どのように対応したのか、
そのプロセスも含めた知見を当事者から直接聞くことが出来ました。

例えば、以下のようなお話が特に印象に残っています。

  • 技術的負債へどのように立ち向かおうとしているか
  • チームのエース的存在が抜けてしまった穴をどのように埋めたか
  • 知見不足・開発メンバーのスキルばらつきをAI等を利用して解決した話

また、そういった現場で発生する課題や問題だけでなく、
社内教育や、エンジニアとしてのキャリアに関するお話を聞くことも出来ました。
具体的には、以下のようなお話が特に印象に残っています

  • オブジェクト指向プログラミングの教え方・学び方
  • 計画的偶発性理論に従った、キャリアの駆け上がり方
  • 自分に使える時間が少なくなっていく人生における、マインドセットを持つことの重要性

カンファレンスで登壇されている方々は、皆さん優秀なエンジニアの方々ばかりです。
そういった方々から、ご自身の経験を通じて得られた知見を直接聞くことができるのは、非常にありがたいことだと思います。

また、こうした実例から、今まさに自身が直面している課題に対し、アプローチのヒントを得ることもできると思います。

モチベーションがあがる

様々な技術の情報に触れられるので、スキルアップに対するモチベーションがあがります。
いずれのカンファレンスもとても盛り上がっており、
そういう熱気みたいなものを直に感じられるのも、モチベーションの向上に繋がると感じました。

カンファレンスには、終了後に懇親会が開かれているものもあります。
一般参加者同士はもちろん、スピーカーの方々とも交流できるため、非常によい刺激を得られると感じました。

様々なエンジニアの方々とコミュニケーションをとることができる

これまで述べましたとおり、スピーカーの方々は皆様非常に優秀なエンジニアの方ばかりですし、著名なエンジニアの方々も多数参加されております。
また、一般参加されている方々も、技術の話を聞いたり・話したりするのが好きな方々達です。
カンファレンスは、そういった方々と直接交流できる、非常に良い機会です。

それをきっかけに、何かしらのコラボレーションであったり、キャリア形成につなげられるかもしれません。

実際に弊社では、過去デブサミの懇親会をきっかけに知り合った他企業の方をお招きして(※)、弊社にて講演を実施頂くに至った事例もあります。
(※ 招致を実施してくださったのは私ではなく、同僚の方です)

私は正直人見知りですぐに話しかけに行けないタイプの人間ですが、
勇気を出して話しかけた方々は皆様大変よくしてくださいました。スピーカーの方と会話できたのも大変有意義でした。

計画的偶発性理論における、偶然の種をまく

突然ですが、計画的偶発性理論という言葉をご存知でしょうか。
内容の詳細に関してはこちらでは紹介しませんが、簡単にいうと
「キャリアを左右するようなチャンスは偶然にして訪れるが、そのチャンスが訪れるよう、自ら進んで行動する必要がある」
というのが自分のざっくりとした理解です。
(偉そうに言っていますが、自分も直近で参加した「デブキャリ」でこの言葉を知りました)

知見の獲得・視野の拡大・人脈作り…などなど、そういったことが一同に実現可能なこの技術カンファレンスという場は、まさに計画的偶発性理論における「チャンス」を迎え入れるための行動をとるのに、非常に有効な場だと感じました。

ここで一つだけ、実際にデブキャリで行われた講演の資料をご紹介させてください。
(一般に公開頂いている資料です)

計画的偶発性理論の話も交えつつ、エンジニアのキャリアについて、合同会社 Have Fun Tech代表の曽根 壮大さんが素晴らしい講演をされておりました。
ご興味ある方はぜひ一度ご覧になってみてください。

最後に

カンファレンスはとても楽しく、有意義な時間を過ごせます。
特に経験の浅い方や、若手の方にぜひ参加いただきたいと感じました。
必ず、色々な刺激を得られることと思います。

行ってみたいけど探すのが面倒だ、という方は、取り急ぎ2025年2月13日~14日に開かれる、デブサミこと、Developers Summitに足を運んでみてはいかがでしょうか?

デブサミはITエンジニア向けのカンファレンスの中でも最大規模のもので、
講演テーマも多岐にわたるので、興味のあるものが必ず一つはあると思います。

これを読んでくださった方が、少しでも技術カンファレンスに興味を持っていただき、
あわよくば、参加への第一歩を踏み出して頂けたらとても嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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