NSX-T 2.5～推奨：EdgeのOverlay/VLAN一体型N-VDSについて

NSX-T Reference Design Guide v3.0の 4.8.2.3（P96）に記載がありますが、
VMware NSX-Tの2.4までと2.5以降では、EdgeのN-VDSの構成の推奨に変更があります。以下に内容をまとめました。

EdgeのN-VDSの推奨の変更について

• NSX-T ～2.4：オーバーレイ及びVLANトランスポートゾーン毎にN-VDSを用意(Multiple N-VDS)　図1
• NSX-T 2.5～：オーバーレイ/VLANトランスポートゾーン一体型のN-VDSを構成 (Single N-VDS) 図2

図1 (～NSX-T 2.4)

図2 (NSX-T 2.5～)

単一のN-VDSのメリット

• マルチTEP構成によるオーバーレイトラフィックのロードバランシング
• N-VDS毎に必要となるNSX Managerの管理・コントロールプレーンのCPU負荷の軽減

マルチTEPの構成方法

• マルチTEP用のEdge Uplink Profileを新規に作成
  • Default Teaming: Load Balance Source
  • Uplink1 : Failover Order
  • Uplink2 : Failover Order

• Edge VM展開時 N-VDSをオーバーレイ/VLANトランスポートゾーン一体型で構成し、上記Uplink Profileを指定
  

• マルチTEP構成を確認
  

参考リンク