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VMware Site Recovery Manager & vSphere Replication 検証

Last updated at Posted at 2021-10-18

VMware Site Recovery Manager(SRM)VMware vSphere Replicationを使用した、サイトリカバリの基本動作を確認した際の手順です。

  • Site Recovery Manager:8.4.0
  • vSphere Replication:8.4.0.3
  • vCenter Server:7.0 U1

検証構成

SRMの保護サイト → リカバリサイトにおけるリカバリテストが目的となります。
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vCenter リンクモードの構成

  • SRMの検証にあたり、vCenter リンクモードの構成が必要
    (リカバリサイトのvCenterのデプロイ時の「ステージ2」にて「既存のSSOドメインへの参加」を選択して実施)

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SRM 仮想アプライアンスの展開とvCenterの登録

  • ISOファイルよりSRM仮想アプライアンスのインストールと、管理コンソール(https://fqdn:5480 adminユーザ) よりvCenterの登録を実施
  • 登録にあたり、vCenterとはNTP等による時刻同期が必須
  • 保護サイトと同様、リカバリサイトにもSRMアプライアンスを展開する
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vSphere Replication Management Server(VRMS)の展開とvCenterの登録

  • VRMSの展開先は vCenter管理環境を指定 (参照:検証構成図
  • VRMS管理コンソール(https://fqdn:5480 adminユーザ) より、vCenterを登録

SRM 初期設定:サイトのペアリング

  • 前提として、保護及びリカバリサイトのSRMにてvCenterが登録済みである事
  • vSphere Client > SRM(保護サイト) > 新規サイトペアにて、リカバリサイトのvCenterとペアリングする
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SRM 初期設定:保護グループの作成

  • SRMより、レプリケーションの設定と合わせてリカバリ対象の仮想マシンのグループである保護グループを作成
  • レプリケーションの設定には、ターゲットサイト及びデータストア、又RPO(目標復旧ポイント)等が含まれる
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レプリケーションの開始と確認

  • レプリケーションが開始されると、リカバリサイトに仮想マシンが展開され、同期中を示すアイコンと共に、電源操作等は無効化されて表示される
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SRM 初期設定:リカバリプランの作成

  • 保護グループを指定して、リカバリの方法となるリカバリプランを作成する
  • リカバリプランでは、サイト間のリカバリの方向と、保護グループ、NWマッピングを指定する
  • 「リカバリの手順」にて、詳細な動作を確認可能
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SRM リカバリプランのテスト

  • リカバリプランのテストにより、リカバリプランの動作の確認が可能
  • テストの実施により、リカバリサイトの仮想マシンがPower Onされ、操作が可能となる
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