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Linux ホストへのリモート接続【LinuC 101 試験対策】

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Linux ホストへの接続方法

ssh プロトコルを利用して接続を行います。
ssh 接続の流れは以下の通りです。

  1. ホスト認証
  2. ユーザ認証

ホスト認証

ホスト認証は、接続先のサーバがなりすましではないことを認証します。ホストへの初回接続時に下記のメッセージが出て、ホストの公開鍵を記録するか確認されます。

Are you sure you want to continue connecting (yes/no/[fingerprint])?

「yes」と入力すると、~/.ssh/known_hosts ファイルに登録されます。その後、以下の流れで暗号化通信を確立します。

  1. 接続元のホストは共通鍵を生成し、接続先の公開鍵で暗号化する。
  2. 接続先のホストは送られてきた共通鍵を、自身の秘密鍵で復号する。
  3. 以降の通信は共通鍵を用いる。

接続先のサーバがなりすましであれば、接続先ホストの鍵ペアが異なるため、上記 2 の復号ができません。この仕組みによって、悪意あるユーザが接続先ホストになりすますことを防いでいます。

ユーザ認証

ユーザ認証は、接続先のホストが接続元のユーザを確認します。認証方法は下記2つがあります。

  • ユーザ名とパスワードによる認証
  • 公開鍵暗号方式による認証

以下の例では、ホスト「aaa.bbb.ccc.xxx」のユーザー「user」に対して接続を行っています。コマンド実行後はパスワード入力が求められます。

ssh user@aaa.bbb.ccc.xxx

ホストの IP アドレスは以下のコマンドで調べられます。実行したマシンに割り当てられている IP アドレスなどの情報を表示します。

ip a

公開鍵暗号方式による認証では、接続元ホストの公開鍵を事前に接続先ホストの「~/.ssh/authorized_keys」ファイルに登録しておき、鍵のペアで認証します。

まず、接続元で公開鍵ペアを作成します。-C オプションでコメントを付与できます。

ssh-keygen -t rsa -b 4096 -C "your_email@example.com"

次に、生成した公開鍵を接続先ホストに登録します。以下の例では、ホスト「aaa.bbb.ccc.xxx」のユーザー「user」の「~/.ssh/authorized_keys」に登録されます。

ssh-copy-id user@aaa.bbb.ccc.xxx

登録後、パスワードなしでログインできれば認証成功です。

ssh user@aaa.bbb.ccc.xxx

接続の切断

ホストからの切断は、以下の方法があります。

  • logout コマンド
  • exit コマンド
  • Ctrl + d 押下

ホストのシャットダウン

ホストの停止や再起動は、shutdown コマンドを使用します。

# 1分後にシャットダウン(オプション、引数省略)
shutdown

# 今すぐシャットダウン
shutdown -h now

# 5分後にシャットダウン
shutdown -h +5

# 5分後に再起動
shutdown -r +5

# 12時に再起動
shutdown -r 12:00

# シャットダウン、再起動の予約をキャンセル
shutdown -c

なお、以下のコマンドでもシャットダウンや再起動が可能です。

(シャットダウン)

  • halt
  • poweroff
  • systemctl poweroff

(再起動)

  • reboot
  • systemctl reboot
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