序文
現場でDPS for sales
を導入し顧客管理や案件管理、タスク管理をはじめました。
顧客管理だけではなく、案件に対してTODO登録が出来る機能があります。
個人的にタスク管理サービスに興味があり調査をしていたのですが、
複数のサービスを行ったり来たりとオペレーションやタスク管理が非常に煩雑になりました。
その改善としてIM-LogicDesigner
を利用してタスク間の共有をしたので手順を紹介してみます。
やったこと
- タスク管理サービスのAPIを調べる
- IM-LogicDesignerをちょっと触る
- DPS for salesの挙動を調査する
- IM-LogicDesignerでのtry & error
- 動作確認
- 一連の連携処理を削除(後始末)
本文
全部を書くと長大なスケールの物語となるため、
IM-LogicDesignerの箇所だけピックアップします。
どうやって連携するかを考えました
- タスク管理サービスはRESTのAPIでリクエストを処理できる
-
DPS for sales
の登録処理はwebhockが無い(多分) -
DPS for sales
がiACスケジュールと連携する -
iAC
のスケジュール登録時にIM-LogicDesigner
のトリガを起動出来る
ってことでIM-LogicDesignerでフローを作って連携させて見ました。
実態はiACとタスク管理サービスの連携となります。
せっかくなんでノンコーディングでの実現をめざしてみます。
とりあえず連携
IM-LogicDesignerからRESTAPIを叩くユーザ定義を作る
対向システムのRESTパラメータを調査して入出力を決めます。
今回はPostmanで調査しました。
決定した入力と出力を定義します。
ユーザ定義は終了です。
ここまでコーディングは0ステップ
LogicFlowの初期設定
デバッグ時のパラメータ設定がめんどくさいので入力と同等構成のデバッグ用の定数します。
Logicフローに組み込む
作ったユーザ定義をドラッグ&ドロップでデザイン画面に配置、そのまま「開始」と「終了」に連結します。
これでユーザ定義が組み込まれたLogicFlowの定義が終了です。
ここまでコーディングは0ステップ
動作確認とデバッグ
省略
トリガ定義
トリガとフローが結合されたLogicFlowの定義が終了です。
ここまでコーディングは0ステップ
実行
体力の限界と諸事情があり、ここで終了とします。
ここまでコーディングは0ステップ
終わりに
業務の休憩時間を利用して作った割にはちゃんと動きました。
その程度のコストで標準で用意されている機能だけで他システム連携が出来る処理を実装できる
と考えると結構な生産性を叩き出す可能性があるツールですね。