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IM-LogicDesignerでタスク管理を外部システムと連携をしてみた

Last updated at Posted at 2020-07-03

序文

現場でDPS for salesを導入し顧客管理や案件管理、タスク管理をはじめました。
顧客管理だけではなく、案件に対してTODO登録が出来る機能があります。
個人的にタスク管理サービスに興味があり調査をしていたのですが、
複数のサービスを行ったり来たりとオペレーションやタスク管理が非常に煩雑になりました。
その改善としてIM-LogicDesignerを利用してタスク間の共有をしたので手順を紹介してみます。

やったこと

  1. タスク管理サービスのAPIを調べる
  2. IM-LogicDesignerをちょっと触る
  3. DPS for salesの挙動を調査する
  4. IM-LogicDesignerでのtry & error
  5. 動作確認
  6. 一連の連携処理を削除(後始末)

本文

全部を書くと長大なスケールの物語となるため、
IM-LogicDesignerの箇所だけピックアップします。

どうやって連携するかを考えました

  • タスク管理サービスはRESTのAPIでリクエストを処理できる
  • DPS for salesの登録処理はwebhockが無い(多分)
  • DPS for salesがiACスケジュールと連携する
  • iACのスケジュール登録時にIM-LogicDesignerのトリガを起動出来る

ってことでIM-LogicDesignerでフローを作って連携させて見ました。
実態はiACとタスク管理サービスの連携となります。
せっかくなんでノンコーディングでの実現をめざしてみます。

とりあえず連携

IM-LogicDesignerからRESTAPIを叩くユーザ定義を作る

対向システムのRESTパラメータを調査して入出力を決めます。
今回はPostmanで調査しました。

image.png

決定した入力と出力を定義します。

image.png

ユーザ定義は終了です。
ここまでコーディングは0ステップ

LogicFlowの初期設定

LogicFlow開始時の入力パラメータを定義します
10.png

デバッグ時のパラメータ設定がめんどくさいので入力と同等構成のデバッグ用の定数します。
11.png

Logicフローに組み込む

作ったユーザ定義をドラッグ&ドロップでデザイン画面に配置、そのまま「開始」と「終了」に連結します。
3.png

input/outputパラメータもGUIで連携します。
12.png

これでユーザ定義が組み込まれたLogicFlowの定義が終了です。
ここまでコーディングは0ステップ

動作確認とデバッグ

省略

トリガ定義

トリガ定義でスケジュール登録時に発火する条件を定義する
13.png

フローとパラメータのマッピングをする
14.png

トリガとフローが結合されたLogicFlowの定義が終了です。
ここまでコーディングは0ステップ

実行

体力の限界と諸事情があり、ここで終了とします。
ここまでコーディングは0ステップ

最終的には以下の様なフローで実装しました。
18.png

終わりに

業務の休憩時間を利用して作った割にはちゃんと動きました。
その程度のコストで標準で用意されている機能だけで他システム連携が出来る処理を実装できる
と考えると結構な生産性を叩き出す可能性があるツールですね。

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