UDLDとは単一方向リンクを検出することができるL2プロトコルです。
一方の機器でトラフィックを送信できるが受信できない、もう一方の機器でトラフィックを受信できるが送信できない状態のことです。UDLDにより、光ファイバーまたはUTPケーブルで接続されたデバイスがケーブルの状態をモニターして、単一方向リンクを検出すると設定対象ポートをシャットダウンできます。
L2ループが発生しそうになっても、UDLDで単一方向リンクを
検出して該当ポートをシャットダウン( err-disabled )にすることから、そのような問題を回避できます。
上図の状態になるとL2ループが発生する恐れがあるので、UDLDの設定を以下のコマンドで任意に設定
機器上でUDLDを有効化する。 (config)udld enable | aggressive
ポート単位で設定する (config-if)udld port aggressive もしくは udld aggressive