応用情報技術者平成28年秋期 午前9
間接アドレス指定方式のアドレス部で指定するものはどれか。
1、コンピューターの命令は、
命令部とアドレス部(オペランド)から構成されています。
※命令の種類によってはアドレス部がないものもあります
2、アドレス部
アドレス部では命令の処理対象となるデータのメモリ上の位置を指定しますが、この指定方法には次に挙げる6種類があります。
・直接アドレス指定
アドレス部の値をそのまま有効アドレスとする。
・間接アドレス指定
アドレス部の値で主記憶上のアドレスを指定し、そのアドレスに格納されている値を有効アドレスとする。
・指標(インデックス)アドレス指定
アドレス部の値にインデックスレジスタの値を加えたものを有効アドレスとする。
・基底(ベース)アドレス指定
アドレス部の値にベースレジスタの値を加えたものを有効アドレスとする。
・相対アドレス指定
アドレス部の値にプログラムカウンタの値を加えたものを有効アドレスとする。
・即値アドレス指定
アドレス部の値を有効アドレスではなく、そのまま演算対象データとする。
3、
・処理対象データが格納されている記憶場所のアドレス
⇒直接アドレス指定方式の説明です。
・処理対象データが格納されている記憶場所のアドレスが格納されている記憶場所のアドレス
⇒間接アドレス方式の説明です。
・処理対象データが格納されている記憶場所のアドレスとアドレス計算の基準点との差分
⇒基底(ベース)アドレス指定方式の説明です。
・処理対象データ自体
⇒即値アドレス指定方式の説明です。