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冗長構成をもつネットワーク(システムアーキテクチャ)-午後

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応用情報技術者平成28年春期 午後4

ファイル:2016h28h_ap_pm_qs.pdf

参照:
https://www.ap-siken.com/kakomon/28_haru/pm04.html

メモを簡単に記載します。
詳細の分析は、上記リンクをご参照くだいますようよろしくお願いします。

1、本文中の下線①について,(1),(2)に答えよ。ここで,L3SW及びL2SWの稼働率はともにα(0<α<1)とし,L3SWとL2SW以外の機器の稼働率は1とする。
(1)、L3SW,L2SWが1台ずつで冗長性がない構成の稼働率を答えよ。
L2SW1とL3SW1は直列ですね。a^2です。

(2)、図1のように,L3SW,L2SWが2系統に構成された業務ネットワークの稼働率を答えよ。
冗長構成あり場合、L2SW1とL3SW1を直列して、並列になります。
1-(1-a^2)^2ですね。

※稼働率
 ・直列
  Ra × Rb

 ・並列
  1-(1-Ra) × (1-Rb)

<<図1>>
image.png

2、〔業務サーバの更新検討〕について,(1),(2)に答えよ。
(1)、本文中のaに入れる適切な数値を答えよ。答えは,小数第2位を四捨五入して小数第1位まで求めよ。
サーバは下記を更新している:
 ・CPUが更新 新は旧の2倍/コア
 ・コア数更新
 ・メモリ更新 新は旧の2倍/メモリ ただ、メモリサイズと関係ない

なので、新は旧の 2*2*2=8倍速くなる。
処理時間が新は8時間/8=1時間になる。
注意するところ:小数一位までが必要ので、1.0時間ですね。

(2)、新サーバの諸元は本文中の下線②の目標を満たしているか。満たしていない場合は1CPU当たりのコア数を最少幾つにすればよいか,2のべき乗数(4,8,16,32,…)で答えよ。満たしている場合は表1と同じ"2"と答えよ。
業務の改善により、バッチ処理時間が10倍(=80時間)になる。
80時間/8=10時間。つまり、新サーバは10時間が必要ですね。>目標(=現行の8時間)ので、だめですね。
4コアはどうなりますか?
新は旧の2*4*2=16倍速くなる。
80時間/16=5時間。それで目標を達しますね。

<<業務サーバの更新検討>>
image.png
image.png

<<業務の改善>>
image.png

3、本文中のU氏のコメントⅰについて,(1),(2)に答えよ。
(1)、どのリンクが帯域不足となるか。ア~クの記号で全て答えよ。
現状のピークは0.3Gb/sですね。5年後は、10倍になる想定ので、3Gb/sになりますね。
なので、ア、イは2本LAで2Gb/sになるが、足りないですね。

(2)、LAを利用する場合,1Gビット/秒のリンクを最少何本束ねればよいか。数字で答えよ。
3本でたります。

<<業務サーバの更新に伴うネットワークの見直し>>
image.png

4、本文中のU氏のコメントⅱについて,確認しておくべき性能要件を20字以内で答えよ。
「各スイッチのスループットは,現行の各処理が必要とする通信量に見合っている。」という記載がありますが、処理データ量や通信量が増加した後にスイッチのスループットが十分であるかを検証していません。

バッチ処理は3台の業務サーバの間でL2SWを経由して通信し実行するので、たとえ通信回線の帯域が充足していても、スイッチの処理能力が不足しているとボトルネックになり、バッチ処理が既定時間内に終了しなくなってしまうことが考えられます。

したがって、L2SWについて確認しておくべき性能要件は「スループットが通信量に見合うこと」となります。

スイッチのスループット最大値(私の答え)

スループットが通信量に見合うこと(参照の答え)

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