応用情報技術者平成29年秋期 午前12
MTBFを長くするよりも,MTTRを短くするのに役立つものはどれか。
1、MTTR(Mean Time To Repair)は、システムの障害から回復するために要した平均修復時間です。
MTTRを短くする施策には、
・エラーログの取得、
・命令トレース機能、
・遠隔保守、
・保守部門の分散配置など
があります。
・エラーログには
障害原因に関連する情報が記録されていることがあります。障害発生時にエラーログを分析することは、障害原因を迅速に特定する手段として有効です。このためエラーログ取得機能はMTTRを短くするのに役立ちます。
・命令トレース instruction tracing
命令トレースとは、デバッグ/監視やデバッグ/監視などの分野において活用されるキーワードである
・遠隔保守とは
保守(対象の機器やシステム等が不便なく使えるように維持管理すること)の形態のひとつ であり 現地には行かないで、遠隔操作であれやこれやと作業をするやり方の保守のこと です。
2、MTBFとは、Mean Time Between Failureの略称です。
日本語で平均故障間隔を意味し、システムや機器の信頼性を表す指標となる数値です。 MTBF=稼動時間/故障回数で算出され、MTBFの値が大きければ大きい程、故障間隔が長く信頼性が高いと言えます。